トキのカブクワ飼育記録

2021年01月

こんばんはトキです


今回はフォルスターフタマタ亜種ニシのお話

昨年6月に成虫ペアを山陽オオクワ倶楽部さんで購入しました


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やはりフォルスター系は格好いいですねぇ

シカクワみたいな顎が素敵すぎます

雄62mm雌38mmと決して大きくはないですがチベット産だったので物珍しさもあって購入に踏み切りました

累代はCBF1の同血統です


フォルスターは2019年末に原名をヤフオクにて購入したのですが、未後食ばかり購入していた影響で他と同じように届いてから同じ容器で数日間放置してしまった結果、雄が餓死してしまった経緯がありまして……

人気種があまり好きではないので本来であれば再度フォルスター原名に挑戦しようかと思っていたのですが個人的に信頼しているショップの山陽オオクワさんからならニシを購入してやってみるのもアリかなと

APLS産しか見かけなくなった昨今ではチベット産はある意味不人気とも言えますしね(笑)


産卵セットの画像が残ってました


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7月1日に組んだ様子

セット概要は
・コバシャ中
・クヌギ柔らかめLサイズ×2(山陽オオクワ)
無添加微粒子発酵マット(INSECT JOKER)

マットが若干怪しいですがムニスゼッチフタマタと同時期に組んだので恐らく合っているはず……

フタマタは材を埋めるか問題を検証するためムニスは半分、ニシは全埋めにしました

セット翌日から齧っているのを確認し、1週間ほど経った頃に露出している材表面を軽く探索したところ3個の卵を発見

まだ産んでる気配だったので暫くそのまま戻しました

その後どのくらいかは忘れてしまいましたが雌を抜いて長らく放置


さすがにそろそろ割り出さないとダメだなと思ったので12月10日に割り出しを行いました


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蓋を開けた様子はこんな感じ

産卵木はほぼバラバラでした


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ひっくり返すと3齢幼虫がゴロゴロと出てきました

さすがに5ヶ月放置はやり過ぎましたね(笑)


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結果は10頭と思ったより多かったような少なかったような……?

画像に写っていない所にもう2頭います

しかしながら割り出しながらある問題が発生しました


あれ、メスばっかりじゃない……?と

画像右上とその左がオスで写っていない2頭含め残り8頭がメスでした

どの幼虫を見ても卵巣があったので頭を抱えましたね(笑)

まだ2頭オスがいたのが救いでしょうか


メスはほぼ私が住んでる地域では名の知れたショップのマットに投入

オス1頭は上記のマット、もう1頭は山陽オオクワさんのドルクス微粒子発酵マットに投入しました

ある程度成長してしまっていますが今後の成長や羽化サイズを比較できればなと

山陽オオクワさんのドルクス微粒子発酵マットは発酵が浅めでフタマタ系に合いそうだと思ったので試してみます

ギラファのオス幼虫に使ってみましたが食べてはいるものの、やはり発酵の浅さが合っていなさそうでした

根食い系に合わない=白枯れ系に合う、の単純思考です

 フタマタが白枯れ系という認識が合っているのがわかりませんが……




フタマタは1サイクル回したことが無いのでどうなるかわかりませんが雄親の62mmを目標にしたいと思います

あとは雌親も体色が赤だったのでそこも遺伝してくれると嬉しいですね


それでは今回はこの辺で!

新年明けましておめでとうございます。

今年も健康で沢山のカブクワを見ながら1年を過ごしたいですね(笑)


さてさて本当は年末に書こうと思っていながら結局書けずにいたKUWATAフェスティバル横浜でのお話


直前まで行くかどうか迷ってました

福袋でヘラヘラを入手し、まだブログで紹介できていない種類をヤフオクで購入したためお目当てと呼べる種類があまり思い浮かばなかったため

全くいなかったわけではないのですが過去のKUWATAで見かけたこともあまりないのでほぼ期待せずに良いのがいたらくらいの気持ちで出発

10時くらいに着けるようにと思ったのですが眠すぎて二度寝したお陰で到着が11時半ちょっと前くらいになってしまいました

夏の横浜に参戦したときは10時半くらいで200番前後だったと記憶しているのでこれは300番台もあり得るぞと覚悟して会場へ

ロビーは思ったほど人がおらず、整理券を購入すると136番でした

この情勢か年末が影響したのか、一先ず早めに入場できそうで一安心

どこに何があるかさっぱりわからないので入場して適当に歩くと、あるクワガタが目に留まり即購入!

それがこちら!


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エラフスミヤマクワガタ!

雄57mmとなかなかのサイズ

実は以前からヤフオクでちょいちょい入札したりしていたのですが高額になったり、発送先が遠かったりで入手には至らなかった本種

以前のKUWATAでも欲しいと思って見て回ったものの、販売されておらず今回もいないと思っていました

それがヤフオクより安い価格で販売されていてまさに棚ぼたレベルの遭遇に歓喜して他を見ること無く即決

トキ家ではミヤマがいないのでそこまで温度にもうるさく無く、飼育も比較的簡単と言われるエラフスミヤマは個人的に最適だと思いました

国産ミヤマは以前に地元で採集したものを1サイクル回した経験があるくらいで、他のミヤマはほぼ触ってないのでワクワクです

購入したブースの名前がわからないのですがクレナータさんではない所でした(ウムハンギだったりエロンガトゥスを一緒に売っていたブース)



ちょっと脱線してしまいましたがエラフスミヤマを購入した後は全体を見て回りました

そしてとても目を引く生体を発見

悩みながら他を見て回るとまたまた悩ましい生体を発見

この2種類で悩んで1時間以上会場をグルグル回ってました

金額はほぼ同じ、どちらもとても安いというわけではない(ヤフオク比)ものの名のあるショップの店頭で購入するよりはお買い得


悩み抜いた私が選んだ生体がこちら!




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マルスゾウカブト!!

このド迫力!
正直たまらないです!(笑)

雄111mmのペアでリトルファーブルさんのブースにて購入しました

いやもう見た瞬間「なんだコレは!?」ってなりましたね

大型メガソマはエレファスを3サイクルくらい回した経験がありますがエレファスの比じゃないくらい存在感が凄い!

マルスも以前からヤフオク眺めて欲しいと思っていたのですがなかなか折り合いがつかず……

エラフスミヤマ同様以前のKUWATAでも見かけなかったので今回もいないかと

ヤフオクでは実物がわからないのであまり強い関心を示せなかったのですが実物を見たら一気に購買意欲をそそられました

このマルスとヨツボシヒナカブトで迷っていました

端数が無くなって安くなったら即決なんだけどなぁ……なんて漠然と考えていたら

なんと端数分値下げされたではありませんか!

もうこれは買うしかないとそのまま購入!

他意はありませんでしたが1時間以上悩んでいたのが功を奏してさらにお値打ち価格で購入することができました

一応断っておきますが値段が高いから買うのを渋っていたとかではないですよ?(笑)

もうそろそろ決めなくてはと思ってマルスに気が傾いていたくらいです

そこでダメ押しの値引きが重なった感じですね


マルスは成虫期間が短いのと幼虫期間が長いのでそこも悩みポイントでしたがよく考えればサタンオオカブトやローチオオカブト飼っているのど幼虫期間は問題ではないなと(笑)


購入する際には生体の状態に問題が無いかを一緒にしっかり確認させていただき、後食の有無等も伝えていただけたので至れり尽くせりでした

リトルファーブルさん、素敵な生体を有難うございます!



ということでKUWATAフェスティバル横浜で購入した生体は以上です

意図せず以前から欲しいと思っていた種類を2種類も購入できて大満足でした!

私にもうちょっと財力があればヨツボシも買ったんですけどね……

あとキクロ系がいないのでインペラトール辺りがいたら購入しようと思ってましたが今回はいませんでした

これは次回以降に期待ということで


やっぱり即売会は実物を見て購入できるので良いですね

今回購入した生体は未後食または後食し始めなのでじっくり待ってブリードしていこうと思います


それでは今回はこの辺で!

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