トキのカブクワ飼育記録

2022年10月

こんにちはトキです

今回はムニスゼッチフタマタのお話



2年前に横浜の花屋さんで購入したムニス

少数で細々と幼虫を育てていました

だいぶ記憶が薄れていますが去年に2♀が羽化

時期を絶妙に外して1♂が羽化

更に時期を外して2♀が羽化

といった形で雌雄がニアミスをし続けて累代には至りませんでした

今年の2月に最後のメスが羽化(自力脱出だったかも?)

最後のオスが8月中旬に羽化し、9月下旬に自力脱出してきました


DSC_1871


DSC_1868


DSC_1870


2020/8/26 初齢 800cc クワ貧カワラマット
2021/4/18 10g  800cc クワ貧カワラマット
2021/6/3   12g  1400cc クワ貧カワラマット
2022/8月中旬羽化 72mm


2年かかりましたがそこそこ見れるサイズで羽化してきました

去年のうちに羽化するかなと思ってひたすら放置していたのですが一向に羽化せず、今年気がついたら羽化していた感じです

交換してスイッチを入れてやれば良かったなと思う反面、放置したからこそここまでのサイズになったのかなとも思ったり

クワ貧さんのカワラマットが優秀でハマったのは間違いないですね

添加がほぼ無いor少量で発酵が浅いお陰で全然劣化しないのでなるべく交換したくないクワガタには最適かもしれません

ムニスの結果を見てから他種への使用を検討したかったので今年は購入していませんでした

ギネスを狙うレベルであればひと手間加える必要があるとは思いますが、そのままでも十分に見れるサイズは羽化してくれるので他種にも使っていこうと思います

懸念点があるとすれば少し乾燥しやすいかもしれないことでしょうか

コレに関しては長期間引っ張ったから乾燥していただけな気がするので折を見て加水してあげればいいかなと



さてさて長くなってしまいましたがようやっと最後のオスが羽化してきた時、実はメスがまだ生きていました

結構な長寿だと思います

符節は3本取れ、挟む力も弱くなってはいましたが最後の望みを託しで産卵セットに雌雄入れてみることに……

交尾はできたようでメイトガードが確認できました

材も削っていたようですが埋め戻しのようなものはパッと見た限り確認できず

その後数日で落ちてしまいました

恐らく産んでないと思いますが最後に夢を見せてくれただけでもありがたいことです



とはいえこのままでは累代の危機には変わり無いのでメスを購入したいと

ちょうど今日の横浜KUWATAでWild Villageさんがメス単を出すようなので狙います

おあつらえ向きにミラビリスノコギリのメス単も出すようなのでそちらも狙います(笑)

更にまだ記事にしてないですが幼虫で買ったウーコクワが全部メスだったので成虫ペアも狙います(笑)


無事に購入できたらどういう形かはわかりませんが記事にする予定です

ムニスは(メルキもですが)本当にカッコ良いです

個人的に思い入れも強いので続けていきたいなと思います



それでは今回はこの辺で!




こんにちはトキです

今回は山陽オオクワ倶楽部さんの福袋に入っていたミラビリスノコギリのお話

福袋の記事はこちら





2齢ペアということで我が家に来たミラビリス

本来であれば来て直ぐに別の容器に交換するべきだったのですが2齢だったということもあり暫く放置していました

2月19日にようやくマット交換を敢行


♂8g

DSC_1063


♀6g

DSC_1064


こんな感じの体重でした

オスは1400cc、メスは1000ccの容器にMDプロEXプレミアムを詰めたものに投入

10月孵化だったのでオスはあと1回交換が必要でメスは早めに蛹化するのであればこのままかなと考えていました



5月20日にオスの最後のマット交換行いました


DSC_1431


14gとぼちぼち順調に育っていたので一安心

ミラビリスは初飼育なのでこの体重でどのくらいのサイズになるかわかりませんでしたが、割りと華奢なノコギリなら見れるサイズで羽化してくれるんじゃないかなと

再び1400ccボトルにMDプロEXプレミアムを詰めて投入しました




6月には雌雄共に蛹室を作成したのでそっとしておくことに


そして7月も下旬に差し掛かる頃、どちらも蛹化したのを確認しました

8月中には羽化するだろうとウキウキで待ちます




8月中旬にオスの羽化を確認し、メスも遅れること数日で羽化したのを確認しました

基本的には自力脱出を待つのですがミラビリスは休眠が長いので放って置くと忘れそうなのとスペース&ボトル確保のために掘り出すことに

オスを掘り返していくと……


DSC_1891


DSC_1892


DSC_1889


おぉ、ノコギリらしくてなかなかカッコいいフォルム

色鮮やかで綺麗ですねぇ

個人的に頭の窪みがツボでした(笑)

68mmとなかなかのサイズ

ミラビリスはカワラが良いという意見もありますがマットでこのサイズが出てくるなら安全を考慮してマットで良いかもしれませんね



お次はメス


DSC_1893


DSC_1896





・・・・・・ん?


な、なかなか立派な顎のメスですねぇ……

サイズは66mmです!




というわけでご覧の通りどちらもオスでした(笑)

1回目の交換のときに薄々気づいてはいたんですが見て見ぬふりをしてました

もうおわかりかと思いますが蛹化した時点でどちらも立派な顎が見えたので掘り返した次第です

まぁ当たり前なんですが2齢で判別したらそりゃ間違いますよね

だって3齢ですら間違うのですから


コレねぇ……

福袋のページにちゃんと雌雄判別間違ってても交換はできませんって記載されているんですよねぇ

よりによってオスに寄ったので高ーいメスを別途購入しなければ累代できない状況になりました

6月だか7月に山陽オオクワさんでメス単が販売されてましたがその時は2諭吉でした

いやぁ参った参った……

とりあえず山陽オオクワさんに同時期羽化のメスがいないか問い合わせてみます

交換は出来ないのは承知で購入したため、それはもうしょうがないのでせめて値引き交渉くらいはしてみようかなと

休眠ズレも考えると2♀欲しい気がしないでもないのでその辺りも伝えて色々模索したいです



というわけで福袋に入っていたミラビリスノコギリの羽化記事でした

ある意味残念な結果になってしまいましたがそこそこサイズのオスが出てきたことと思っていた以上に羽化直後は綺麗で見応えがあったので飼育できて良かったです

ウムハンギがそこそこWILDが入ってきている中でミラビリスは殆ど入ってきていないのでなんとかブリード出来ればなと思います

癖があると言われているアフリカンノコギリの産卵を傾向を掴みたいのでね

アフリカンノコギリといえばファベールの記事も書かないと、と思いつつ他の種類も記事待ちが沢山あるのでいつ書けるやら……


それでは今回はこの辺で〜




このページのトップヘ