トキのカブクワ飼育記録

カテゴリ: タランドゥスオオツヤクワガタ

こんにちトキです。

前回タランドゥス羽化1号の記事を出したと思いますが2号と3号も羽化したのでご紹介


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良い下敷きが無かったのでティッシュですいません(汗)

どちらも12月中に羽化し、ずっと蛹室の中で眠っていてもらいました

3月下旬から4月にかけて自力脱出

どちらもほぼサイズは同じで1号と同じく77ミリ前後でした

まさかここまで綺麗に揃うとは……

タランドゥス80mmの壁は厚いですね

とはいえ初めて1サイクル回して且つ親が50mm台だったことを考えれば上出来な気がしないでもありません

使用菌糸はオオクワキングさんのRushカワラで最後まで行きましたが温度や交換時期をもうちょっと工夫すれば手を加えなくても80mmは越えてくれそう?

公約通りタランドゥスは一旦ここでヤメにしますがまた機会があればやりたいです


それでは今回はこの辺で!



メモ(右側オスデータ)
22〜24℃
Rushカワラ菌糸
1本目 5/17 800cc
2本目 7/30 2300cc 27g
3本目 9/13 2300cc 34g


注)この記事は1月31日に書いたものの、投稿せずにいたものでほぼそのまま公開します




こんばんはトキです。


始めたばかりのブログではありますが1番記事になっているであろうタランドゥス

その雄が羽化してきました!


時は遡ること12月8日

ふと蛹になっているタランドゥスの様子を見ていたところ、ある1頭の蛹室が目に留まりました

どうやら蛹室のど真ん中にキノコのようなものが顔を出している様子

流石にそのままでは下翅が伸ばせず不全になりそうだったので急遽掘り出し

基本的には羽化まで、なんなら活動開始まで触りたくない派の私ですがこれはやむを得ませんでした

とは言えキノコ擬きを取り除ければ良かったので露天掘りまで

出てきた蛹がこちら


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本当に羽化間近といった状況でした

蛹体重は23g

70mm中盤と予想しました


そしてその2日後に羽化


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綺麗に下翅を伸ばし……


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4時間後には上翅も固まり始めたので一安心

やはりキノコ擬きがあった位置に下翅が来ていたので取り除いて正解でした

羽化直前で弄ったにも関わらず無事に羽化してくれて良かった



1月24日にモゾモゾと動いて地上に顔を出していたので取り出しました


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うーん完品!

サイズは77.4mm

決して大きくは無いと思いますが今まで手にしたタランドゥスは50mm台だったのでかなり大きく感じました

ラベルを見ると最終体重28gとなっていましたがこの感じだと入れ替えてから暫く食べて体重を伸ばしてから蛹化したのでしょうか?

そうでないとまだ掘り出していない34gなんかは80mmを越えてしまう計算になってしまいますし……

何はともあそれなりのサイズで無事に羽化してくれたのを素直に喜びます

まだまだ寝ぼけている感じだったので濡れティッシュを敷き詰めたクリアスライダーに投入しておきました

タラドゥスは80mm越えが出なければ撤退と考えているので残り2頭のオスに期待です

それでは今回はこの辺で!

こんにちはトキです。

少し放置してしまいました(汗)

というのも若干虫欲が減衰していてなかなか重い腰が上がらなかったといいますか……

理由は後述しますが今回の記事に関係あることです



ということで今回はタランドゥスの菌糸交換のお話

我が家では12頭ほどのタランドゥスの幼虫を飼育しています

1回の産卵セットでメスが頑張って13頭の子孫を残してくれました

全頭1本目は800ccの菌糸瓶に投入

2本目の交換時期が迫った頃にある事実が発覚しました

オスが4頭しかいない!

ただでさえ少な目のオスだったのですが2本目の1400ccに投入して2週間ほどたったある日

オス幼虫が1頭謎の死を遂げました

食痕も問題なく食べている感じだったので本当に謎です

これに伴いオス幼虫はわずか3頭という状態に

そのうちの2頭がかなり食い上がったので3本目に交換です

数少ないオス幼虫の体重測定をかなり楽しみにしていました


まず1頭目

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7/30に27gで2300ccに投入

9/13で34gとまずまずの結果

ただし交換時点で暴れ始めていたのでダメかなと思ったら案の定暴れ継続

このまま蛹化するのを待つしかないですね……


お次の2頭目

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交換タイミングは上の個体と同じで2本目投入時25g

こちらは1400ccに入れていたのですがまずまずの伸び率

こちらも暴れが心配でしたが1週間ほど前までは落ち着いて食べていました

が、やっぱり暴れ始めてしまいました……

まぁもう蛹化も近いと思うのでしょうがないですね


タランドゥスは色々な状況を加味して80mmを超える個体が羽化したら累代継続しようと思ってましたがさすがに厳しそう

以前のリベンジとして飼育し始めた種類なので1サイクル回したら割りと満足かなと


さて、ここで冒頭の虫欲低下についてですが

我が家ではカワラ菌糸はオオクワキングさんのRUSHで統一しています

そのカワラ菌糸がなかなか手に入らないのが問題です

というのも最近のオオクワキングさん、ブロックは常に欠品で既成ボトルは予約制という状態が続いています

基本的にブロックと既成ボトルを一緒に購入することが不可能な状態

しかもボトルの予約制が厄介で、何日に入荷予定で予約できます、という書き方をしているにも関わらずその日を迎える前に入荷予定日が伸びるという意味不明さ

そしてそして最も厄介なのが既成ボトルは劣化が早いこと!

早いものは1ヶ月で縮んで壁面との隙間ができたり、どんなに長くても2ヶ月半が限度で3ヶ月はまず持ちません

今のところ手詰めで2ヶ月で劣化するようなことは無いので何が問題なのかわかりませんが3齢の伸び盛りの時期に劣化が早いのは死活問題

なので極力ブロックを買って手詰めしたいのにブロックが買えないのです


こういう理由があったために虫欲が低下していました

もしオオクワキングさんのカワラ菌糸を使ってみたいと思ってこのブログにたどり着いた方は上記内容を覚えておくといいかもしれません


話が逸れてしまいましたがまずはうちのタランドゥスたちには無事に羽化してほしいですね

メスは軒並み蛹化してあと1週間もすれば羽化する個体も出てくるのかな?

ちなみに親オスは去年の9月羽化ですがまだ健在でタランドゥスの生命力の強さを感じます(笑)

親オスで思い出しましたがタランドゥスはバイブレーションすれば交尾可と言われていますが一概にそうでもなさそうです

というのも親オスは去年12月に購入した時点でバイブレーションしていましたがペアリングをしても全くメスに反応しませんでした

動きものそのそで明らかに本調子ではなさそうな感じだったので2月くらいまで待ってようやくメスに興味を示すようになったのです

生き物ですから絶対は無いので、バイブレーションした!ペアリング!と先走らない方がいいかもしれませんね

初心者が何を言っているんだって話ですが(笑)



長くなってしまいましたが今回はこの辺で!

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