トキのカブクワ飼育記録

カテゴリ: ムニスゼッチフタマタクワガタ

こんにちはトキです

今回はムニスゼッチフタマタのお話



2年前に横浜の花屋さんで購入したムニス

少数で細々と幼虫を育てていました

だいぶ記憶が薄れていますが去年に2♀が羽化

時期を絶妙に外して1♂が羽化

更に時期を外して2♀が羽化

といった形で雌雄がニアミスをし続けて累代には至りませんでした

今年の2月に最後のメスが羽化(自力脱出だったかも?)

最後のオスが8月中旬に羽化し、9月下旬に自力脱出してきました


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2020/8/26 初齢 800cc クワ貧カワラマット
2021/4/18 10g  800cc クワ貧カワラマット
2021/6/3   12g  1400cc クワ貧カワラマット
2022/8月中旬羽化 72mm


2年かかりましたがそこそこ見れるサイズで羽化してきました

去年のうちに羽化するかなと思ってひたすら放置していたのですが一向に羽化せず、今年気がついたら羽化していた感じです

交換してスイッチを入れてやれば良かったなと思う反面、放置したからこそここまでのサイズになったのかなとも思ったり

クワ貧さんのカワラマットが優秀でハマったのは間違いないですね

添加がほぼ無いor少量で発酵が浅いお陰で全然劣化しないのでなるべく交換したくないクワガタには最適かもしれません

ムニスの結果を見てから他種への使用を検討したかったので今年は購入していませんでした

ギネスを狙うレベルであればひと手間加える必要があるとは思いますが、そのままでも十分に見れるサイズは羽化してくれるので他種にも使っていこうと思います

懸念点があるとすれば少し乾燥しやすいかもしれないことでしょうか

コレに関しては長期間引っ張ったから乾燥していただけな気がするので折を見て加水してあげればいいかなと



さてさて長くなってしまいましたがようやっと最後のオスが羽化してきた時、実はメスがまだ生きていました

結構な長寿だと思います

符節は3本取れ、挟む力も弱くなってはいましたが最後の望みを託しで産卵セットに雌雄入れてみることに……

交尾はできたようでメイトガードが確認できました

材も削っていたようですが埋め戻しのようなものはパッと見た限り確認できず

その後数日で落ちてしまいました

恐らく産んでないと思いますが最後に夢を見せてくれただけでもありがたいことです



とはいえこのままでは累代の危機には変わり無いのでメスを購入したいと

ちょうど今日の横浜KUWATAでWild Villageさんがメス単を出すようなので狙います

おあつらえ向きにミラビリスノコギリのメス単も出すようなのでそちらも狙います(笑)

更にまだ記事にしてないですが幼虫で買ったウーコクワが全部メスだったので成虫ペアも狙います(笑)


無事に購入できたらどういう形かはわかりませんが記事にする予定です

ムニスは(メルキもですが)本当にカッコ良いです

個人的に思い入れも強いので続けていきたいなと思います



それでは今回はこの辺で!




こんにちはトキです

今回はムニスゼッチフタマタの近況をば


4月18日に富山のクワ貧さんのカワラマットに投入していた3頭のマット交換を行いました

とは言っても全頭画像があるわけではなく最重量の個体だけになります

最後のマット交換が2020年8月だったので放置し過ぎましたね


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最重量で10gでした

2オス1メスでオスが10g,7gとメスが6gといった感じ

入っていた800ccクリアボトルに新しいカワラマットを詰めて投入

オスに関しては1400ccに詰めるべきだったと思いますがその時は何も考えずに投入してしまいました


1ヶ月経ったのでそろそろ交換して1400ccに投入したいと思います



さて、同日に空き容器を整理しようとしたところ、ムニスの産卵セットがそのまま残っていることを思い出しました

と言ってもマットはカラカラでどう見ても幼虫がいる感じではなかったのでただただ片すのが面倒で放置していたのですが……


我が家では貴重はコバシャ中を空けるためにセットをひっくり返し、念の為産卵木を割ったところ








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お、おう、マジか……


まさかの蛹化したてのメス蛹が出てきました

思いっ切りひっくり返した割りによく無事だったもんだと

とりあえずそのまま閉じて小ケースにマットを敷き、材を置いて完全に埋めました

転がすだけだと乾燥して不全になる可能性があると思ったため


しかしよくまぁあんな乾燥した状態で無事だったものです

加水なんて1回もしなかったはずですが意外と材には水分が残るんですかね



材は2本入ってたのでもう1本も割ってみるとメス幼虫がこんにちは


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これで雌雄の割合が1:1になりました

オスがもう一頭いるのですが書くほどの事が無いので割愛


オスはまだ蛹化する気配無く、1メス蛹化してしまったので他のメスはできるだけ引っ張りたいところ

買おうとすると無駄に高いですからね(笑)


10gのオスはもう一伸びして親の63mmを越えることができるでしょうか?

秋頃にカッコいいムニスゼッチフタマタを見られることに期待しようと思います



それでは今回はこの辺で!

こんばんはトキです

今回は前回の記事で紹介したカワラマットに幼虫を移動させます。


前回加水した状態からそのまま800ccボトルに詰めてムニスゼッチフタマタクワガタの幼虫を投入


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こちらは7/14に卵5個を割り出してプリンカップにて多頭管理していた個体です。

もうちょい孵化したはずなのですが気づいたら2頭だけに……

バミノルムの時も思いましたがフタマタ系は初齢で落ちやすいのでしょうか



こちらは以前割り出しの記事にて幼虫で割り出した個体


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こちらも2頭いたはずが1頭になってましたが2齢に加齢してました

元気すぎてぶれちゃってますね


3頭とも投入日は8/26ですが1週間経っても側面から姿は見えないので生死は不明

初めて使うマットで実験的な意味合いも強いので無事に育ってくれるといいのですが……

他のフタマタに当てはまるかはわかりませんがバミノルムは中で居食いして滅多に側面に姿を見せないので無事に成長してても見れるのはまだ先かも?



短いですが今回は3頭のみなのでこれで終了です

それでは~

こんにちはこんばんはトキです。

今日はムニスゼッチフタマタの割り出しをしました。

5,6年前はホビー倶楽部で2000円でそこそこサイズのペアを買いましたが今は10倍くらいになってますね……

当時はそこまで知識も無く適当飼育だったので、材産みという事でオオクワと同じ感じでセットして失敗したのを覚えています

なので私的にはムニスは因縁であり、リベンジなのです!


7/3にセットを組んで1週間ほどで1回割り出しを行い、5玉採卵してから材等を元に戻して放置していたセットです。


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材はこんな感じ

左からクヌギバクテリア、クヌギ、ナラです。

バクテリア材のみ途中で追加したので他2本に比べてボロボロになっていません


割り出してみると……

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ちらほらと卵があってダメそうな卵も含めて8玉の採卵に成功


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さらにマットから初齢幼虫2頭を獲得

見るたびにマットの上を徘徊していたので全然産んでいないのかと思いきや意外と産んでくれててラッキーでした

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メスはまだまだ符節も揃っていて元気なので同じマット、同じ材を戻して再セット

フタマタは表面産みなので卵を掘って取り出せば材の再利用が可能なのが嬉しい


バミノルムの時も感じましたがフタマタは材をマットで埋めるのが無難な気がします

バミノルムもムニスもマットとの接地面に産んでいることが多く、剥き出し面は削りはするもののほとんど産まないです

これは単に接地面が暗くて産卵に適しているからというだけかもしれないので正しいかどうかは不明

再セットは全埋めしたので結果次第では今後もフタマタの産卵セットは全埋めで行こうかと思います




産卵セット情報
・コバシャ中
・材(くわプラの特選材+きのこの山バクテリア材)
・INSECT JOKERの無添加微粒子クワガタ発酵マット

生体情報
♂63mm
♀不明
CBF1(同血統)

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