こんにちはトキです
KUWATAフェスティバル横浜・秋での購入品紹介第2弾
タイトルの通りカンボジア産ツツイシカのお話
時は遡ること夏のKUWATA横浜
little storyさんのブースにて成虫ペアで販売されているのを発見、迷わず購入しました
去年の夏にもlittle storyさんで南ラオス産のツツイシカを購入させてもらったのですが、産卵はすれども全部腐って累代できませんでした
なのでリベンジの意味も込めて産地は違うもののツツイシカを選択したわけです
ちなみに今回夏のKUWATAは色々悩んだため15時くらいまでいましたが先行入場で買ったのはツツイシカだけでした
雌雄共に6月羽化だったため夏終わりくらいにブリードかなと思っていると9月下旬にメスが後食開始
オスももうそろそろかな?と思っていると数日後にマット上で星になっているのを発見
常に見える位置に置いていて動いている様子は無かったため餓死ということもなさそうでシカクワガタにありがちな休眠中に星になるパターンに当たってしまったようです
オスを探そうにもカンボジアツツイを販売している所なんてlittle storyさんくらいなものでヤフオクですらそうそう見ないのでほぼ諦めてました
秋のKUWATA横浜で入場してから真っ先にlittle storyさんのブースに向かいましたがカンボジアツツイのペア売りは見当たらず
諦めて以前記事にしたドウイロを購入したあと、一周して再度little storyさんのブースを覗くと単品コーナーが目に入りました
すがる思いで探すと、いましたカンボジアツツイのオス単が!
店員さん(三井店長?)に「夏に販売してた生体と同腹ですか?」と聞くと、「そうです」と回答を頂いたので購入
念のため2頭購入しました
夏に購入したことを伝えたため少し割引もしていただけてとてもありがたかったです
「メスが後食開始したんですけど、」まで言った時点で「オス落ちちゃいました?」って即聞かれたのでやはりシカ系は一定数起こり得るのでしょうね……
和名:ツツイシカクワガタ
学名:Rhaetulus crenatus tsutsuii
産地:カンボジア kampang産
累代:F5
大きくてツツイシカの特徴が出ているオス
小さくてカンボジア産の特徴が出ているオス
コンセプトを持って選んだ2頭
大きさを重視するのであれば前者をブリードに使うのですが、累代がF5と進んでいることを考えるとサイズ狙いは厳しいかなと
であればカンボジア産の特徴である前胸がしっかり色づいている小型のオスを使うのが次世代でより綺麗に色づいた個体が出やすいのではと
とりあえずは小さいオスでペアリングをし、種無しだったりした場合は大きいオスを使う方針を決めました
購入時点でどちらも後食している感じだったので様子を見つつ10月下旬に同居
11月5日に産卵セットを組んでメスを投入しました
コバエ侵入抑制ケース小にドウイロの記事でも書いた謎マットに謎の材を埋め込んで完成
皮を剥いて放置していた材なのでくわプラさんのナラ特選材なのか、君嶋きのこ園さんのクヌギ材なのか、細いナラ材のどれかだと思うのですが詳細を忘れてしまいました
11月30日に軽く割り出しをしたところ、4玉採卵できたので後はそのまま戻しました
産卵はしているものの卵があまり良い状態に見えなかったので心配していましたが12月上旬に3頭が無事に孵化しました
とりあえず一安心です
初齢管理がド下手クソなので後は採卵せずに食痕が出始めたら割り出そうかと思います
こんな感じでカンボジア産ツツイシカはなんとか次世代に繋げられそうです
綺麗に色付いた大型のツツイシカを拝めるように頑張りたいですね
それでは今回はこの辺で!