トキのカブクワ飼育記録

カテゴリ: コツヤヒサシサイカブト

こんにちはトキです

今回はコツヤヒサシサイカブトのお話


秋のKUWATA横浜で購入して以降、起きているんだか寝てるんだかわからない状態だったコツヤヒサシ

オスはたまーに上に出て来て少し散歩したあとはまた暫く動かないというのを繰り返していました

ところが12月下旬にメスが上にいるのを確認

メスが動いたのは初めてだったので、これはもしや?と思ってゼリーを入れてみると


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ちょっと見辛いですが12月23日に後食を確認できました

オスも間もなくして本格的に動き出したので1月中旬くらいから同居を開始

符節の短い種類に共通していると思いますがマット上での交尾はあまり得意では無いという認識なので完璧に潜れる深さのマットを敷いて同居させるのが良いと考えてます

500ccボトルに同居させていたのですが見え辛い位置に置いていたため暫く存在を忘れていました

2月のどこかで確認したときに交尾の真っ最中だったので運良く交尾自体は確認できたのが良かったです


そろそろ本格的に組まないとなぁと思っていた3月

ウィンパーに使用した産卵セットに3月10日に投入しました


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メガフードコンテナにMDマットプロEXプレミアムを入れただけの簡単なものです

下3cmくらいを固詰めしただけであとは被せただけ

なんとなく右上の一角だけ2〜3cmほど水苔で埋めてみました

何日か様子を見ていましたが潜ったり出てきたりしているものの、マット上を徘徊している事が多いということは無かったのであとは放置することに


3月28日にとある理由でこのマットでカブトはちゃんと産卵するのか確認するために割り出しを行いました

上半分のマットをひっくり返してみるとありました卵!


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縦長でいかにも産みたてor無精卵な感じですがとりあえず産卵することは確認できました

他にもあるかもと塊を崩していくと


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ちょっとブレてしまっていますが水苔を固めた卵床の中にも卵を発見

やはり水苔は有効みたいですね

水苔無しでも産むかもしれませんが転倒防止も兼ねられることを考えれば水苔を使わない手は無いかなと思います


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最終的に色の悪い卵も含めて4個の採卵ができました

産卵を確認できたのは良かったですが2週間以上セットしていて細長い卵のみというのが気になるところ

産み始めるのが遅かったのであれば問題無いですが最初に産んだ卵が無精卵だったために消滅した場合は由々しき事態です

結構長いこと同居させていて交尾も確認できているのに無精卵ということはオスの種無しの可能性が高まってしまうので……

産み始めが遅かったことを願うばかり



とりあえずMDマットプロEXプレミアムでも産卵することが確認できましたね

微粒子でしっかり発酵しているのでイケるのでは?と思って試してみました

メガセラスは無添加でも廃菌床系のマットは産卵に適していないかもと思っていたのでそういう種類にも通用したのは大きな収穫です

メスはまだまだ元気なのでこのまま累代ができるくらいの数までは頑張って欲しいです


それでは今回はこの辺で〜



こんにちはトキです

今日は冬のKUWATA横浜ですね

参戦予定なので購入品があればそれも後程紹介したいと思います

今回は時間が経ってしまいましたが秋のKUWATA横浜で購入した生体の紹介をしようと思います



1種類目


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コツヤヒサシサイカブト
ペルー ワンカヨ産
WF1
雌雄共に6月羽化


SMISさんのブースで購入

一度はやってみたかったメガセラス属

メガセラスの中では簡単な方だという話なのでこれを機会に挑戦してみようと思います

購入直後はオスが動き回ってたのでてっきり起きたものだと思いましたがここ数週間はずっとケースの下の方でじっとしているようです

これは成熟の見極めが難しいかも……?

メスは一貫して姿を表さないのでこちらはまだまだなようです





2種類目


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ヨーロッパミヤマ(ケルブスミヤマ)
ハンガリー産
WF2
♂64mm ♀41mm
雌雄共に6月羽化


MGMさんのブースで購入

なかなかお目にかかれないハンガリー産

店長の浅井さん曰く、Wild Prideの塩倉さん採集からのインブリードだそうで出処もハッキリしています

夏のKUWATA横浜で見かけたのですがその時は産地を見ておらず、後々MGMさんのTwitterでハンガリー産だったことがわかって後悔していました

また販売されていたので迷わず購入です

秋のKUWATA横浜で1番値が張る買い物でしたが出処まで教えていただけたので1番良い買い物でもありました

今年度はじっくり寝かせて来春に起きたらブリード開始したいと思います




さて、ここまではKUWATAでの購入紹介でしたが番外編として同じカテゴリの種類も紹介しておきます



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ヨーロッパミヤマ(ケルブスミヤマ)
ウクライナ産(Liman Donetsk region Ukrain)
F0
♂68mm ♀45mm
雌雄共に8月掘り出し(正確な羽化日不明)


ヤフオクにてしんちゃんさんより購入

結構独自のルートを持っている方のようで採集風景も載っていました

販売している生体やブログを見る限り信頼できる方なのかなと個人的に思います

先述の通り、夏にMGMさんのハンガリー産を買い逃した反動で購入してしまいました

本当の要因は別にもあるのですが今回は割愛します



次の記事も秋のKUWATA横浜の購入品紹介兼ブリード忘備録です

記事はほぼ書いてるので早めに更新できるかと

それでは今回はこの辺でー


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