トキのカブクワ飼育記録

カテゴリ: ケルブスミヤマ

こんにちはトキです

今回はケルブスミヤマのお話


ケルブスミヤマの紹介記事を見ていただいた方からするとどっちのケルブスだよ!となるかもしれませんがKUWATA横浜でMGMさんより購入したハンガリー産の方です

冬の間は20℃前後で管理していました

20℃前後と言ってもほぼ20℃以下だったので19℃前後の方が正しいかもしれません

あとは乾燥しているようであれば生存確認を兼ねて適宜霧吹きをするのみ

メスが3月上旬に後食開始、オスが3月中旬に後食を開始

6月羽化なので9ヶ月ほどの休眠でした

ハンガリーは日本のように結構ハッキリとした四季があるようなのでハンガリー産の虫は休眠期間等が合わせやすいかもしれないですね

後食は開始したものの動きが割りとノロノロだったのでしばらく様子を見ていました

4月も中頃になるとそれなりにしっかり動くようになったのでブリード開始です

4月20日から同居を開始


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無事に交尾を確認できました

結構繋がっている時間が長かったり複数回しているのを確認できたのでペアリングするなら同居させた方が良さそうかなと思いましたね


4月25日に産卵セットを作成


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メガフードコンテナにMDプロEXプレミアムを下固詰めの至って普通のセット

気持ち水分を多めにしたくらいで他は特に気をつけたこともありません

開封済みのEXプレミアムが足りなかったのでケースの半分くらいまでしかマットが入っていない状態です

産まない可能性もあると思ったのでお試し的な感覚でした

投入翌々日からマットが盛り上がって掘り返されてる感じがあったので期待していると……




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4月30日には側面から卵を確認

産卵していることが確認できて一安心です

5月に入ってからはマット上を徘徊していたので早く割り出さなければと思っていたのですがなかなかできず

5月17日にようやく割り出しを敢行


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9個の採卵に成功しました

3週間ほどセットしていた割には少ないかもしれませんが小ケース程度の面積で更にマットが少ない状態での結果なのでこんなものでしょう

卵の色が悪いのが気になりますがルカヌスのブリード自体が9年前の国産ミヤマ依頼なのでこれが平常なのかの判断ができません(汗)

このセットで特に問題無さそうなのでそのままマット量を増やして沢山産んでもらおうと思います

1年1化、2年1化、休眠ズレの可能性があるため、ミヤマはある程度の数は確保しておきたいので……



ここまでハンガリー産のお話をしてきましたが、ウクライナ産はというと2月上旬にオスが先に後食を開始

メスが2月中旬〜下旬にかけて後食を開始

少し早いかなと思いつつハンドペアリングを試みるもメスが受け入れず玉砕

もう少し様子を見ようとしたところ、2,3日後にオスが星になって累代不可になりました……

もともと奇形だったオスなので心配ではありましたがやはりダメだったようです

私の管理がダメだった可能性ももちろんありますが前述のハンガリー産が産卵まで上手くいっていることを考えるとそんなことも無さそうですが果たして

ウクライナ産の方が神経質な可能性は否定できないので、無いとは思いますが次の機会があれば水分や温度をもう少し気をつけたいですね



というわけでケルブスミヤマのブリード開始記事でした

無事に孵化するかがわからないのと孵化してもそこからが長いのがミヤマですからね

ぶっちゃけ幼虫期間や休眠期間が長い種類は忘れていても問題無いのでそういう意味ではありがたいです(笑)

まずは孵化、そして無事羽化まで持っていく、あわよくばそこそこのサイズで!という感じで気長にやっていきます

それでは今回はこの辺で〜



こんにちはトキです

今日は冬のKUWATA横浜ですね

参戦予定なので購入品があればそれも後程紹介したいと思います

今回は時間が経ってしまいましたが秋のKUWATA横浜で購入した生体の紹介をしようと思います



1種類目


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コツヤヒサシサイカブト
ペルー ワンカヨ産
WF1
雌雄共に6月羽化


SMISさんのブースで購入

一度はやってみたかったメガセラス属

メガセラスの中では簡単な方だという話なのでこれを機会に挑戦してみようと思います

購入直後はオスが動き回ってたのでてっきり起きたものだと思いましたがここ数週間はずっとケースの下の方でじっとしているようです

これは成熟の見極めが難しいかも……?

メスは一貫して姿を表さないのでこちらはまだまだなようです





2種類目


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ヨーロッパミヤマ(ケルブスミヤマ)
ハンガリー産
WF2
♂64mm ♀41mm
雌雄共に6月羽化


MGMさんのブースで購入

なかなかお目にかかれないハンガリー産

店長の浅井さん曰く、Wild Prideの塩倉さん採集からのインブリードだそうで出処もハッキリしています

夏のKUWATA横浜で見かけたのですがその時は産地を見ておらず、後々MGMさんのTwitterでハンガリー産だったことがわかって後悔していました

また販売されていたので迷わず購入です

秋のKUWATA横浜で1番値が張る買い物でしたが出処まで教えていただけたので1番良い買い物でもありました

今年度はじっくり寝かせて来春に起きたらブリード開始したいと思います




さて、ここまではKUWATAでの購入紹介でしたが番外編として同じカテゴリの種類も紹介しておきます



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ヨーロッパミヤマ(ケルブスミヤマ)
ウクライナ産(Liman Donetsk region Ukrain)
F0
♂68mm ♀45mm
雌雄共に8月掘り出し(正確な羽化日不明)


ヤフオクにてしんちゃんさんより購入

結構独自のルートを持っている方のようで採集風景も載っていました

販売している生体やブログを見る限り信頼できる方なのかなと個人的に思います

先述の通り、夏にMGMさんのハンガリー産を買い逃した反動で購入してしまいました

本当の要因は別にもあるのですが今回は割愛します



次の記事も秋のKUWATA横浜の購入品紹介兼ブリード忘備録です

記事はほぼ書いてるので早めに更新できるかと

それでは今回はこの辺でー


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