こんにちはトキです
年が明けて2025年のスタート
毎年恒例の現在の飼育種を列挙していこうと思います
※亜種名が読めない或いは正式な読み方がわからないものはローマ字表記しています
カブト
ヘラクレス亜種リッキー
ヘラクレス亜種モリシマイ
ネプチューン亜種ローチ
ショーエンヘリーヘラヅノ原名亜種(エクアドル)
ショーエンヘリーヘラヅノ原名亜種(ペルー)
ショーエンヘリーヘラヅノ亜種ウィンパー
ディラティコリスヘラヅノ?
ヒルタスヘラヅノ
シボレーヘラヅノ(エクアドル)
シボレーヘラヅノ(コロンビア)
コツヤヒサシサイ
ビロバヒロヅノ
ヘラムネツノ
クワガタ
ビタリスフタマタ亜種コットン
メルキオリティスフタマタ
ブケットフタマタ
マンディブラリスフタマタ原名亜種
マンディブラリスフタマタ亜種スマトラヌス
リノケロスフタマタ亜種chaudoiri
パリーフタマタ亜種エロンガトゥス
アドゥンクスフタマタ亜種イガラシアエ
フォルスターフタマタ原名亜種
ボーリンフタマタ亜種バミノルム
ドンキエルコクワ亜種ハンプイ
アローコクワ原名亜種
アローコクワ亜種マグダレイン
カチンコクワ
ウーコクワ
ヴェルニカトゥスコクワ
セグーコクワ
タオコクワ
ドルクスsp.(ベトナム)
ドルクスsp.(西カメン)
アカアシ亜種miyamai
アンタエウス亜種datei
ウムハンギノコギリ
ナタールノコギリ
ブルイジンノコギリ亜種ruflus
ドエスブルグノコギリ原名亜種
スクアミラテリスノコギリ亜種kobayasii
スペンスシカノコギリ原名亜種
スペンスシカノコギリ亜種マンディブラリス
フォルケプスシカノコギリ原名亜種
グラキリスノコギリヒラタ(ベトナム)
グラキリスノコギリヒラタ(中国)
トンキンノコギリヒラタ
カツラノコギリヒラタ
カナリクラトゥスホソアカ原名亜種
カナリクラトゥスホソアカ亜種consanguineus
ディディエールシカ
シカsp.(ベトナム)
カブト12種
クワガタ37種
去年よりは減りましたね
WILDばかり買っているのと広く浅くになっているのでWF1以降を繋ぐのが絶望的に下手くそなのが主な要因ですね
続けようと思ってペアで残しておいても上手くいかないパターンがそこそこありました
休眠管理をきちんとこなせてこそのブリーダーなのでまだまだひよっこを卒業できそうにありません
飼育種で印象深い種類をいつくか書き出してみようと思います
・ヘラムネツノカブト
今年久しぶりに纏まった数が入って来たと思います
ボルネオにしろマレーにしろ複数ペアは確実に入っているので入手した方も多いのではないでしょうか?
ヘラヅノ系が好きな私も例に漏れず購入しました
ただ、ボルネオは癖無くすんなり産んでくれたのに対してマレーは全く産ませることができませんでした
生息地が海を隔てているくらいなので少し違うアプローチが必要なのかもしれません
幼虫に関してですが、成長がめちゃくちゃ遅いです
サイズ感が似ているヒルタスヘラヅノの比にならないくらい遅い!
7月頃の孵化なのにまだ2齢やってます
マットの栄養価が高くて食えていない可能性はありますが今のところは2年確実コースです
ちなみに卵期間も長くて2ヶ月ありました
下手なオオカブトより全然長くて驚きです
全体的に長めのサイクルの虫なのかもしれません
ショーエンヘリーやヒルタスも2年はかかるのでこの辺と一緒に気長にやっていこうと思います
・リノケロスフタマタ原名亜種
えー、ご存知の方も多いかと思いますが本物のメスが皆無と言っていいほどブケットしか入って来ないジャワリノケ
4ラインあってAラインがブケットだったのは報告したかと思います
なんと!
なんと!!
CラインとEラインもブケットでした……!!!
もうね、どうしたらいいんでしょうね
本当にブケットのメスしかいない
現地の人はどういう基準でリノケとブケットを分けているのか確認してみたいです
ここで書くだけだとアレなので後ほど敗北の記事をちゃんと書きます……
ちなみに予告しておきますがFラインはブケットではありません!
もうこれは間違いないです
メスが先に羽化してきていますが形的にセアカでもなさそうです
ということは!!
遂に見れるかもしれません
早期のオスが1頭蛹室を作り始めているようなので期待して待ちます
これで全く違うものが出てきたら心が折れるのでなんとか当ってくださいお願いします
(全文書き終わってからここだけ書き足したので後半のテンションを引きずっていて見苦しい文章ですがご了承ください)
・ビタリスフタマタ亜種cottoni
去年の年始の記事でリベンジできて嬉しいと書いていたビタリスのタイ亜種になります
が、ここで1回問題提起しておきます
個別記事で書く予定でしたが一応ここでも触れておきます
上記の産地はとある浅草の交差点付近にあるショップで販売されたものです
フタマタの中で1番ビタリスが好きと言っても過言では無いので私ももちろん購入しました
しかし、店内で吟味しているときからベトナム産との区別が全くと言っていいほどつきませんでした
世界のクワガタ大図鑑やBE-KUWA87号の世界のフタマタ特集で載っている個体を見る限り、ベトナム産と迷うような個体はありません
疑念を抱きながら2♂3♀を購入し、2♀の産卵に成功
次世代が今年羽化してきたわけですが、やっぱり見分けることができませんでした
ここで気がかりだったことを思い出します
これ以上の言及は避けますが常に懐疑的な目で見てしまいます
懇意にさせていただいているショップさんなので念のため確認しましたが、持ってきたタイ人の方は結構産地管理も細かい人とのことでした
なぜここでこの話を出したのかと言うと、最近ヤフオクにて上記の産地のタイ亜種が販売され始めているからです
出品者の方は特に特徴などの記載は行っていないので判別できているのか?と疑問に思った次第
判別ポイントがあるなら教えていただきたいくらいなので……
昆虫界隈でよく言われる「ラベルではなく虫を見ろ」を出品者も購入者も念頭に置いてほしいなというのがここで述べたかったことです
ちなみに私は同年にハンセンさんからチェンマイ県産のタイ亜種を購入しており、こちらは次世代もタイ亜種の特徴がはっきり出ています
追い掛けしようとしたらチョンパされたので5頭程しかおらず、オスは1頭しかいませんが……
・ドルクスsp.(ベトナム)
ベトナムのイエンバイ省から入って来た謎のドルクス
同じく♀単でMGMさんの所にも入荷したようですが、ブラナウンではないけどシネンシス亜種ケンタかと言われるとそれも微妙な形をしていました
ブリードしてみると土埋めレイシ材に爆産したのでブラナウンの線はほぼ消滅
ただし、土埋めレイシ材を食えなかったようで、幼虫で割り出そうとしたらほぼ消えていました
マットや菌糸に入れたら健やかに育っています
ケンタなら既に国内では途絶えているので嬉しいですし、そうでないなら新種が濃厚なのでどちらにせよワクワクです
・ドルクスsp.(西カメン)
アルナーチャル便で入って来た謎のドルクス
謎とは言いましたが、基本的にはキクノコクワではないかと思います
ただ、上翅が赤いことと顎の形状が若干違うような気がしないでもないので一応sp.扱いです
1♂2♀で来ていて私は♀単を購入
もう片方のメスは真っ黒でオスは上翅が赤かったです
上翅が赤くなるキクノコクワなのか、ニンティエンシスのような別種なのかこちらも楽しみです
・シカsp.(ベトナム)
ベトナムならボイレアウなのでは?と思う方も多いと思います
しかし産地はカオバン省
色々調べてみましたがカオバン省のシカクワガタが流通した痕跡無し
形状的にはカワノイでは?と思って購入して帰宅後にBE-KUWA91号の世界のシカクワガタ大特集を見たら普通に分布図が載っていました
カオバン省の隣が中国の広西チワン族自治区なのですが、この産地のカワノイが出回っています
未確定とはいえBE-KUWAの分布図にあり、近い範囲にカワノイがいるならまぁほぼ確定かなといった形です
シカの中ではカワノイが1番好きなので予想通り出てきてくれても嬉しいし、期待を裏切ってくれても嬉しいですね
ボイレアウだけは結果としては面白くないのでやめてほしいかな?(笑)
以上、飼育中の種類と特筆したい種類でした
さらに去年も行った今年ブリードに挑戦して失敗したために上のリストにいない種類も列挙ます
カブト
ヘラムネツノ(マレー)
パンカブト
ユリセスヘラヅノ?
ヒラズツツ
トゲアシナガsp.
クワガタ
パリーフタマタ亜種ディロレイ
エラフスホソアカ
トルンカートゥスホソアカ
モンタネルスホソアカ
カナリクラトゥスホソアカ亜種freygessneri
ルフォノタトゥスコクワ原名亜種
ヒマラヤコクワ
クサカベコクワ亜種ハザンエンシス
フキヌキコクワ
スツラリスノコギリ
ミラビリスノコギリ
フェモラトゥスノコギリ
コンフキウスノコギリ(中国)
ミスティクスノコギリ
ドルサリスノコギリ
グエラチノコギリヒラタ
フライミヤマ
パリーミヤマ
イントリカトゥススジ
結構長くなったのであまり詳細は省きつつ失敗理由と種類を掻い摘んで書きたいと思います
・すぐに落ちた
ユリセスヘラヅノ
コンフキウスノコギリ
ドルサリスノコギリ
フライミヤマ
・産卵はしたが腐るor孵化したけど幼虫で落ちた
トルンカートゥスホソアカ
モンタネルスホソアカ
パリーミヤマ
上記以外はセットは組んだものの産まなかったり、そもそもまともなセットを組まなかったりと様々です
手当たり次第に挑戦するのは良くないと思いつつ、やってみないと始まらないやわからないことがある、という思いもあるのでなかなかやめられません
失敗とはいえ経験値が0と1では全く違うと思うので
ホソアカはグズグズの柔らかい材をビチャビチャにして入れると削ってくれるのですが、産まないか腐っているのか卵を発見できません
カナリクラトゥスは意外と上手くいくのですがジャワ亜種だけは上記の結果でした
それでも材を入れた方が反応を得られることがわかりましたし、マットだけでなんで産まないんだと悩んでいた時よりは進歩していると信じたいです……
あとはフェモラトゥスノコギリですね
ミカクワさんにオーエン名義で入っていて難しいことを承知で突撃しましたが玉砕しました
その後にどこかのボルネオ便でフェモラトゥス名義で入って来たら高額になってて驚きましたね
ミカクワさんでは見向きもされなかったのにラベルで見てる人多いんだなぁって
そしてミラビリスノコギリ!
ウムハンギが上手くいったからイケるやろ!って思ったら何しても産みませんでした
削りすらしないとは思わず、ウムハンギとの違いに悩みましたね
WILD故の産み渋りだといいのですがアレがデフォルトだとちょっと困ります(汗)
最後にベトナム中部のルフォノタトゥス原名!!
なんで産まなかったんだ!
ハザンの原名はマット固詰めで産んだじゃないか!!
材を入れなかったのが悪いと言われればそれまでなのですがハザン産が爆産したので完全に油断しました










どうですか!綺麗でしょう?
(ここまで画像が無かったのでここぞとばかりに差し込みました)
これが正真正銘ベトナム中部のルフォノタトゥスです
ハザンとの比較をしてますが全然色味が違いますよね?
このオスはバッチリ出過ぎてるくらいなのでもうちょっと暗めの色かもしれませんが基本的にはこの色合いと紋の入り方をします
メスも上肢の縁に沿う様に紋が出ているのがわかりますよね?
先端側にポチッと出るだけでは無いのでタイ亜種とは見分けがつきやすいと思います
とても綺麗です
累代できなかったのが本当に悔やまれます……
ということで2024年の振り返りでした!
失敗した種類もいれば成功した種類もいてなんだかんだ楽しい1年だったので2025年も頑張っていきたいと思います!
既に新たなスタートを切っていますが果たしてブログの記事になる機会はあるのか……!?
無ければ2025年の振り返りで書きます(戒め)

最後にサムネ用に画像を1枚置いておきます
(恐らくキルヒナー亜種プロス(リノケ×セアカ))
それでは今回はこの辺で!!
年が明けて2025年のスタート
毎年恒例の現在の飼育種を列挙していこうと思います
※亜種名が読めない或いは正式な読み方がわからないものはローマ字表記しています
カブト
ヘラクレス亜種リッキー
ヘラクレス亜種モリシマイ
ネプチューン亜種ローチ
ショーエンヘリーヘラヅノ原名亜種(エクアドル)
ショーエンヘリーヘラヅノ原名亜種(ペルー)
ショーエンヘリーヘラヅノ亜種ウィンパー
ディラティコリスヘラヅノ?
ヒルタスヘラヅノ
シボレーヘラヅノ(エクアドル)
シボレーヘラヅノ(コロンビア)
コツヤヒサシサイ
ビロバヒロヅノ
ヘラムネツノ
クワガタ
ビタリスフタマタ亜種コットン
メルキオリティスフタマタ
ブケットフタマタ
マンディブラリスフタマタ原名亜種
マンディブラリスフタマタ亜種スマトラヌス
リノケロスフタマタ亜種chaudoiri
パリーフタマタ亜種エロンガトゥス
アドゥンクスフタマタ亜種イガラシアエ
フォルスターフタマタ原名亜種
ボーリンフタマタ亜種バミノルム
ドンキエルコクワ亜種ハンプイ
アローコクワ原名亜種
アローコクワ亜種マグダレイン
カチンコクワ
ウーコクワ
ヴェルニカトゥスコクワ
セグーコクワ
タオコクワ
ドルクスsp.(ベトナム)
ドルクスsp.(西カメン)
アカアシ亜種miyamai
アンタエウス亜種datei
ウムハンギノコギリ
ナタールノコギリ
ブルイジンノコギリ亜種ruflus
ドエスブルグノコギリ原名亜種
スクアミラテリスノコギリ亜種kobayasii
スペンスシカノコギリ原名亜種
スペンスシカノコギリ亜種マンディブラリス
フォルケプスシカノコギリ原名亜種
グラキリスノコギリヒラタ(ベトナム)
グラキリスノコギリヒラタ(中国)
トンキンノコギリヒラタ
カツラノコギリヒラタ
カナリクラトゥスホソアカ原名亜種
カナリクラトゥスホソアカ亜種consanguineus
ディディエールシカ
シカsp.(ベトナム)
カブト12種
クワガタ37種
去年よりは減りましたね
WILDばかり買っているのと広く浅くになっているのでWF1以降を繋ぐのが絶望的に下手くそなのが主な要因ですね
続けようと思ってペアで残しておいても上手くいかないパターンがそこそこありました
休眠管理をきちんとこなせてこそのブリーダーなのでまだまだひよっこを卒業できそうにありません
飼育種で印象深い種類をいつくか書き出してみようと思います
・ヘラムネツノカブト
今年久しぶりに纏まった数が入って来たと思います
ボルネオにしろマレーにしろ複数ペアは確実に入っているので入手した方も多いのではないでしょうか?
ヘラヅノ系が好きな私も例に漏れず購入しました
ただ、ボルネオは癖無くすんなり産んでくれたのに対してマレーは全く産ませることができませんでした
生息地が海を隔てているくらいなので少し違うアプローチが必要なのかもしれません
幼虫に関してですが、成長がめちゃくちゃ遅いです
サイズ感が似ているヒルタスヘラヅノの比にならないくらい遅い!
7月頃の孵化なのにまだ2齢やってます
マットの栄養価が高くて食えていない可能性はありますが今のところは2年確実コースです
ちなみに卵期間も長くて2ヶ月ありました
下手なオオカブトより全然長くて驚きです
全体的に長めのサイクルの虫なのかもしれません
ショーエンヘリーやヒルタスも2年はかかるのでこの辺と一緒に気長にやっていこうと思います
・リノケロスフタマタ原名亜種
えー、ご存知の方も多いかと思いますが本物のメスが皆無と言っていいほどブケットしか入って来ないジャワリノケ
4ラインあってAラインがブケットだったのは報告したかと思います
なんと!
なんと!!
CラインとEラインもブケットでした……!!!
もうね、どうしたらいいんでしょうね
本当にブケットのメスしかいない
現地の人はどういう基準でリノケとブケットを分けているのか確認してみたいです
ここで書くだけだとアレなので後ほど敗北の記事をちゃんと書きます……
ちなみに予告しておきますがFラインはブケットではありません!
もうこれは間違いないです
メスが先に羽化してきていますが形的にセアカでもなさそうです
ということは!!
遂に見れるかもしれません
早期のオスが1頭蛹室を作り始めているようなので期待して待ちます
これで全く違うものが出てきたら心が折れるのでなんとか当ってくださいお願いします
(全文書き終わってからここだけ書き足したので後半のテンションを引きずっていて見苦しい文章ですがご了承ください)
・ビタリスフタマタ亜種cottoni
去年の年始の記事でリベンジできて嬉しいと書いていたビタリスのタイ亜種になります
が、ここで1回問題提起しておきます
「タイ ナーン県 プア郡」の個体は本当にタイ亜種なのか?
はい、これが問題点です個別記事で書く予定でしたが一応ここでも触れておきます
上記の産地はとある浅草の交差点付近にあるショップで販売されたものです
フタマタの中で1番ビタリスが好きと言っても過言では無いので私ももちろん購入しました
しかし、店内で吟味しているときからベトナム産との区別が全くと言っていいほどつきませんでした
世界のクワガタ大図鑑やBE-KUWA87号の世界のフタマタ特集で載っている個体を見る限り、ベトナム産と迷うような個体はありません
疑念を抱きながら2♂3♀を購入し、2♀の産卵に成功
次世代が今年羽化してきたわけですが、やっぱり見分けることができませんでした
ここで気がかりだったことを思い出します
そういえばタイに生息が確認されていないコンフキウスがタイ産としてビタリスと一緒に入って来たな、と
ベトナムが主な産地のコンフキウスが、ベトナム産そっくりのビタリスタイ亜種と一緒に入って来た……?これ以上の言及は避けますが常に懐疑的な目で見てしまいます
懇意にさせていただいているショップさんなので念のため確認しましたが、持ってきたタイ人の方は結構産地管理も細かい人とのことでした
なぜここでこの話を出したのかと言うと、最近ヤフオクにて上記の産地のタイ亜種が販売され始めているからです
出品者の方は特に特徴などの記載は行っていないので判別できているのか?と疑問に思った次第
判別ポイントがあるなら教えていただきたいくらいなので……
昆虫界隈でよく言われる「ラベルではなく虫を見ろ」を出品者も購入者も念頭に置いてほしいなというのがここで述べたかったことです
ちなみに私は同年にハンセンさんからチェンマイ県産のタイ亜種を購入しており、こちらは次世代もタイ亜種の特徴がはっきり出ています
追い掛けしようとしたらチョンパされたので5頭程しかおらず、オスは1頭しかいませんが……
・ドルクスsp.(ベトナム)
ベトナムのイエンバイ省から入って来た謎のドルクス
同じく♀単でMGMさんの所にも入荷したようですが、ブラナウンではないけどシネンシス亜種ケンタかと言われるとそれも微妙な形をしていました
ブリードしてみると土埋めレイシ材に爆産したのでブラナウンの線はほぼ消滅
ただし、土埋めレイシ材を食えなかったようで、幼虫で割り出そうとしたらほぼ消えていました
マットや菌糸に入れたら健やかに育っています
ケンタなら既に国内では途絶えているので嬉しいですし、そうでないなら新種が濃厚なのでどちらにせよワクワクです
・ドルクスsp.(西カメン)
アルナーチャル便で入って来た謎のドルクス
謎とは言いましたが、基本的にはキクノコクワではないかと思います
ただ、上翅が赤いことと顎の形状が若干違うような気がしないでもないので一応sp.扱いです
1♂2♀で来ていて私は♀単を購入
もう片方のメスは真っ黒でオスは上翅が赤かったです
上翅が赤くなるキクノコクワなのか、ニンティエンシスのような別種なのかこちらも楽しみです
・シカsp.(ベトナム)
ベトナムならボイレアウなのでは?と思う方も多いと思います
しかし産地はカオバン省
色々調べてみましたがカオバン省のシカクワガタが流通した痕跡無し
形状的にはカワノイでは?と思って購入して帰宅後にBE-KUWA91号の世界のシカクワガタ大特集を見たら普通に分布図が載っていました
カオバン省の隣が中国の広西チワン族自治区なのですが、この産地のカワノイが出回っています
未確定とはいえBE-KUWAの分布図にあり、近い範囲にカワノイがいるならまぁほぼ確定かなといった形です
シカの中ではカワノイが1番好きなので予想通り出てきてくれても嬉しいし、期待を裏切ってくれても嬉しいですね
ボイレアウだけは結果としては面白くないのでやめてほしいかな?(笑)
以上、飼育中の種類と特筆したい種類でした
さらに去年も行った今年ブリードに挑戦して失敗したために上のリストにいない種類も列挙ます
カブト
ヘラムネツノ(マレー)
パンカブト
ユリセスヘラヅノ?
ヒラズツツ
トゲアシナガsp.
クワガタ
パリーフタマタ亜種ディロレイ
エラフスホソアカ
トルンカートゥスホソアカ
モンタネルスホソアカ
カナリクラトゥスホソアカ亜種freygessneri
ルフォノタトゥスコクワ原名亜種
ヒマラヤコクワ
クサカベコクワ亜種ハザンエンシス
フキヌキコクワ
スツラリスノコギリ
ミラビリスノコギリ
フェモラトゥスノコギリ
コンフキウスノコギリ(中国)
ミスティクスノコギリ
ドルサリスノコギリ
グエラチノコギリヒラタ
フライミヤマ
パリーミヤマ
イントリカトゥススジ
結構長くなったのであまり詳細は省きつつ失敗理由と種類を掻い摘んで書きたいと思います
・すぐに落ちた
ユリセスヘラヅノ
コンフキウスノコギリ
ドルサリスノコギリ
フライミヤマ
・産卵はしたが腐るor孵化したけど幼虫で落ちた
トルンカートゥスホソアカ
モンタネルスホソアカ
パリーミヤマ
上記以外はセットは組んだものの産まなかったり、そもそもまともなセットを組まなかったりと様々です
手当たり次第に挑戦するのは良くないと思いつつ、やってみないと始まらないやわからないことがある、という思いもあるのでなかなかやめられません
失敗とはいえ経験値が0と1では全く違うと思うので
ホソアカはグズグズの柔らかい材をビチャビチャにして入れると削ってくれるのですが、産まないか腐っているのか卵を発見できません
カナリクラトゥスは意外と上手くいくのですがジャワ亜種だけは上記の結果でした
それでも材を入れた方が反応を得られることがわかりましたし、マットだけでなんで産まないんだと悩んでいた時よりは進歩していると信じたいです……
あとはフェモラトゥスノコギリですね
ミカクワさんにオーエン名義で入っていて難しいことを承知で突撃しましたが玉砕しました
その後にどこかのボルネオ便でフェモラトゥス名義で入って来たら高額になってて驚きましたね
ミカクワさんでは見向きもされなかったのにラベルで見てる人多いんだなぁって
そしてミラビリスノコギリ!
ウムハンギが上手くいったからイケるやろ!って思ったら何しても産みませんでした
削りすらしないとは思わず、ウムハンギとの違いに悩みましたね
WILD故の産み渋りだといいのですがアレがデフォルトだとちょっと困ります(汗)
最後にベトナム中部のルフォノタトゥス原名!!
なんで産まなかったんだ!
ハザンの原名はマット固詰めで産んだじゃないか!!
材を入れなかったのが悪いと言われればそれまでなのですがハザン産が爆産したので完全に油断しました










どうですか!綺麗でしょう?
(ここまで画像が無かったのでここぞとばかりに差し込みました)
これが正真正銘ベトナム中部のルフォノタトゥスです
ハザンとの比較をしてますが全然色味が違いますよね?
このオスはバッチリ出過ぎてるくらいなのでもうちょっと暗めの色かもしれませんが基本的にはこの色合いと紋の入り方をします
メスも上肢の縁に沿う様に紋が出ているのがわかりますよね?
先端側にポチッと出るだけでは無いのでタイ亜種とは見分けがつきやすいと思います
とても綺麗です
累代できなかったのが本当に悔やまれます……
ということで2024年の振り返りでした!
失敗した種類もいれば成功した種類もいてなんだかんだ楽しい1年だったので2025年も頑張っていきたいと思います!
既に新たなスタートを切っていますが果たしてブログの記事になる機会はあるのか……!?
無ければ2025年の振り返りで書きます(戒め)

最後にサムネ用に画像を1枚置いておきます
(恐らくキルヒナー亜種プロス(リノケ×セアカ))
それでは今回はこの辺で!!