こんにちはトキです
今回はタイトルの通りKUWATA横浜冬の購入品紹介です
新年の挨拶記事で名前だけ先に紹介してしまっていますがご容赦を
いつもは割りと行き当りばったりな感じで会場で見てから欲しい生体を購入するという形にしていましたが今回はSNSでお品書きを公開している所からめぼしい生体をリストアップして臨みました
1種類目
テトラオドンミヤマ シチリア北部亜種(Lucanus tetraodon sicilianus?)
イタリア シチリア産
♂♀フリー
CBF1
雌雄共に2021年10月羽化
WITH NEXTさんのブースにて購入
画像は割愛します
蛹室の形が残ったまま休眠中のためできるだけ動かしたくないためです
テトラオドンミヤマですが冒頭で言ったリストアップした生体には存在しませんでした
会場を1周して、これは絶対欲しい!という生体がいなかったのでどうしようか悩んでいたところに現れたため思わず手が伸びた形です
なぜテトラオドンミヤマかというと理由は2つ
1つ目は、一昨年にWITH NEXTさんのネットショップで幼虫ペアが販売されているのを発見
結構な安値だったため購入しようか悩んでいたところ、数日後には売り切れていて購入できなかったという経緯があります
2つ目は、個人的にシチリア島に思い入れがあるからです
と言っても訪れたことがあるとか知り合いがいるとかそういったものでは無く本当に淡い憧れ程度のものです
なのでできるだけシチリア島のカブトクワガタは揃えたいと思ってます
テトラオドンミヤマ以外はほぼ見たことも無いのでので揃えるほど国内にいるのかも定かではありませんが……
テトラオドンミヤマのシチリア北部亜種とのことですが亜種シチリアヌスで良いんですかね?
シチリア南部にも亜種がいてそっちがシチリアヌスだったりするんでしょうか
年始の記事でシチリアヌスと書きましたがややこしいのでシチリア北部亜種で記載していこうと思います
余談ですが雌雄がそれぞれ入ったプリカをデジケースHR-2に入れて置かれていたのでそこから取り出して渡してくれるのかと思いきやデジケースごと貰いました
蓋が透明で見やすいので何気にありがたい貰い物でした
2種類目
サヌチフタマタクワガタ
カンボジア カンポット州 Mt.bokor産
♂62mm ♀フリー
CBF3
雌雄共に11月羽化確認
HMY中川堂さんのブースにて購入
こいつが欲しかった!
これは絶対欲しい!という生体がいなかったと先述しましたがこいつは見逃していました
このサヌチとボーリン原名を最優先事項にしていたので真っ先にHMY中川堂さんを目指しましたが見当たらず、更に会場を1周してもう1回覗いた時にサヌチが残っていることに気づきました
チュウゴクシカに紛れていたので完全に見落としてましたね
残念ながらボーリン原名はいませんでした
(ボーリン原名は買うのにお買い得の褐色サヌチを買わない人って何者なんだろう……)
この褐色タイプを狙ってたんですよ
Twitterでまつさんと言う方の協賛品だと思うのですが当日もお話を聞いたところ、兄弟は全て褐色タイプで羽化しているそうです
褐色が固定化されているかもしれないということでそれなりの値段でも購入するつもりでいましたが値段を見て驚きました
なんと諭吉未満!
あまりの安さに「この値段で良いんですか?」と聞いたほどです
もちろん即購入しました
購入時点では兄弟が餌を食べ始めているので年内にはブリードできるかもとのことでしたが購入後早々にメスが後食開始
オスも12月下旬に後食を開始しました
さすがに年内は様子を見ようと思って年明けから同居をさせています
3種類目
ロンボクコマルクワガタ(Dorculus lombokensis)
インドネシア ロンボク島産
♂♀フリー
F9
雌雄共に11 月羽化
ランバージャックさんのブースで購入
お品書きで紹介していて、こんなクワガタいるのか!と非常に興味をそそられました
マイナー種かつお値段が結構立派だったので先行入場が終わるまで全く売れてませんでしたがお陰で最後に回しても残ってくれていたので助かりましたね
そこそこ値は張りましたがKUWATA特別価格でサヌチの金額と同じくらい値引きされてたのでこれもなかなかお買い得でした
コマルクワガタって名前の通り丸くてコロコロしていて可愛いですね
小さ過ぎて雌雄判別が大変です(笑)
1枚目の画像をトリミングしてアップにしてみました
左がメス、右がオスです
頭楯が台形(真ん中がヘコんでない)のがメス、M字(真ん中がヘコんでる)のがオスというのが1番わかりやすい見分け方になります
あとは内歯が比較的前方を向いてるのがメス、横を向いてるのがオスという見分け方もありますがかなりわかりづらいので頭楯で見分けた後の補助程度に考えるのが良いかと
ロンボクコマルについてランバージャックの山口店長とお話しましたが気さくな方ですね
某YouTuberの動画で見たことがありましたがランバージャック自体に縁がなかったのでお話する機会は無いと思ってました
ロンボク島のギラファが入っているのをちょくちょく目にするのでロンボク島自体からも入荷はできるはずですが近年は全く入っていないようですね
名前を忘れてしまいましたがどなたかが数年前に持ち込んだきりだそうです
せっかく縁があって入手できたので子孫を残せるように頑張ります
休眠期間は3ヶ月くらい(とは言っても食べてるかは微妙)らしいので徘徊する姿が見られるようになったらブリード開始する予定です
以上、KUWATA横浜冬の陣での購入品紹介でした
エラフスホソアカクワガタも候補になっていて残ってもいたのですが、いざ目の前にして今回はいいかな……となってしまいました
リストには無かったけど魅力的だったのはショーエンヘリーの幼虫ですね
まさかKUWATAで見れるとは思いませんでした
一周して戻ったら売れてしまっていたのでやはり刺さる人には刺さる代物でしょう
個人的に気になったのは広西カワノイのWF1幼虫が売られていたことです
果たしてアレはそのまま販売しても良いものだろうかと……
度々このブログで書いていますが広西壮族自治区(広西省チワン族自治区)大瑶山にはカワノイとチュウゴクが混棲しているようです
標高で棲み分けている可能性もありますが輸入の段階で混ざらないとも限らないと思います
ある販売店舗ではメスの見分けは足に色がついていたらチュウゴクシカ、ついていなければカワノイシカとしているそうです
ただし、チュウゴクシカのメスにも足が黒い個体やカワノイシカも我が家に届いたように足に発色が見られる個体がいます(うちのがそもそもチュウゴクの可能性もあります)
更に言うと現地で混棲しているのであれば自然交雑の可能性もあります
そうなるとメス単体での判別はもう不可能に……
形状で確実に判別できるのであれば問題ありませんが、それができない場合に同定するには次世代を羽化させるしかありません
以前ヤフオクでもWF1の幼虫が販売されているのを見ましたがそれは本当に100%カワノイシカクワガタなのでしょうか?
と、私は思ってしまいました
責めたり不安を煽る意図はありませんが販売する側、そして購入する側も野外品の直子にはそういったリスクがあるという認識を持つとトラブルを未然に防ぐことができるのではと思います
基本的にどの種類もWF1はよっぽどの自身が無い限り幼虫での販売は控えるのが最善かなと考えてます
だいぶ脱線してしまいましたがKUWATA横浜冬でした
やはり実物を見れる機会があるのは良いですね
それでは今回はこの辺で!
今回はタイトルの通りKUWATA横浜冬の購入品紹介です
新年の挨拶記事で名前だけ先に紹介してしまっていますがご容赦を
いつもは割りと行き当りばったりな感じで会場で見てから欲しい生体を購入するという形にしていましたが今回はSNSでお品書きを公開している所からめぼしい生体をリストアップして臨みました
1種類目
テトラオドンミヤマ シチリア北部亜種(Lucanus tetraodon sicilianus?)
イタリア シチリア産
♂♀フリー
CBF1
雌雄共に2021年10月羽化
WITH NEXTさんのブースにて購入
画像は割愛します
蛹室の形が残ったまま休眠中のためできるだけ動かしたくないためです
テトラオドンミヤマですが冒頭で言ったリストアップした生体には存在しませんでした
会場を1周して、これは絶対欲しい!という生体がいなかったのでどうしようか悩んでいたところに現れたため思わず手が伸びた形です
なぜテトラオドンミヤマかというと理由は2つ
1つ目は、一昨年にWITH NEXTさんのネットショップで幼虫ペアが販売されているのを発見
結構な安値だったため購入しようか悩んでいたところ、数日後には売り切れていて購入できなかったという経緯があります
2つ目は、個人的にシチリア島に思い入れがあるからです
と言っても訪れたことがあるとか知り合いがいるとかそういったものでは無く本当に淡い憧れ程度のものです
なのでできるだけシチリア島のカブトクワガタは揃えたいと思ってます
テトラオドンミヤマ以外はほぼ見たことも無いのでので揃えるほど国内にいるのかも定かではありませんが……
テトラオドンミヤマのシチリア北部亜種とのことですが亜種シチリアヌスで良いんですかね?
シチリア南部にも亜種がいてそっちがシチリアヌスだったりするんでしょうか
年始の記事でシチリアヌスと書きましたがややこしいのでシチリア北部亜種で記載していこうと思います
余談ですが雌雄がそれぞれ入ったプリカをデジケースHR-2に入れて置かれていたのでそこから取り出して渡してくれるのかと思いきやデジケースごと貰いました
蓋が透明で見やすいので何気にありがたい貰い物でした
2種類目
サヌチフタマタクワガタ
カンボジア カンポット州 Mt.bokor産
♂62mm ♀フリー
CBF3
雌雄共に11月羽化確認
HMY中川堂さんのブースにて購入
こいつが欲しかった!
これは絶対欲しい!という生体がいなかったと先述しましたがこいつは見逃していました
このサヌチとボーリン原名を最優先事項にしていたので真っ先にHMY中川堂さんを目指しましたが見当たらず、更に会場を1周してもう1回覗いた時にサヌチが残っていることに気づきました
チュウゴクシカに紛れていたので完全に見落としてましたね
残念ながらボーリン原名はいませんでした
(ボーリン原名は買うのにお買い得の褐色サヌチを買わない人って何者なんだろう……)
この褐色タイプを狙ってたんですよ
Twitterでまつさんと言う方の協賛品だと思うのですが当日もお話を聞いたところ、兄弟は全て褐色タイプで羽化しているそうです
褐色が固定化されているかもしれないということでそれなりの値段でも購入するつもりでいましたが値段を見て驚きました
なんと諭吉未満!
あまりの安さに「この値段で良いんですか?」と聞いたほどです
もちろん即購入しました
購入時点では兄弟が餌を食べ始めているので年内にはブリードできるかもとのことでしたが購入後早々にメスが後食開始
オスも12月下旬に後食を開始しました
さすがに年内は様子を見ようと思って年明けから同居をさせています
3種類目
ロンボクコマルクワガタ(Dorculus lombokensis)
インドネシア ロンボク島産
♂♀フリー
F9
雌雄共に11 月羽化
ランバージャックさんのブースで購入
お品書きで紹介していて、こんなクワガタいるのか!と非常に興味をそそられました
マイナー種かつお値段が結構立派だったので先行入場が終わるまで全く売れてませんでしたがお陰で最後に回しても残ってくれていたので助かりましたね
そこそこ値は張りましたがKUWATA特別価格でサヌチの金額と同じくらい値引きされてたのでこれもなかなかお買い得でした
コマルクワガタって名前の通り丸くてコロコロしていて可愛いですね
小さ過ぎて雌雄判別が大変です(笑)
1枚目の画像をトリミングしてアップにしてみました
左がメス、右がオスです
頭楯が台形(真ん中がヘコんでない)のがメス、M字(真ん中がヘコんでる)のがオスというのが1番わかりやすい見分け方になります
あとは内歯が比較的前方を向いてるのがメス、横を向いてるのがオスという見分け方もありますがかなりわかりづらいので頭楯で見分けた後の補助程度に考えるのが良いかと
ロンボクコマルについてランバージャックの山口店長とお話しましたが気さくな方ですね
某YouTuberの動画で見たことがありましたがランバージャック自体に縁がなかったのでお話する機会は無いと思ってました
ロンボク島のギラファが入っているのをちょくちょく目にするのでロンボク島自体からも入荷はできるはずですが近年は全く入っていないようですね
名前を忘れてしまいましたがどなたかが数年前に持ち込んだきりだそうです
せっかく縁があって入手できたので子孫を残せるように頑張ります
休眠期間は3ヶ月くらい(とは言っても食べてるかは微妙)らしいので徘徊する姿が見られるようになったらブリード開始する予定です
以上、KUWATA横浜冬の陣での購入品紹介でした
エラフスホソアカクワガタも候補になっていて残ってもいたのですが、いざ目の前にして今回はいいかな……となってしまいました
リストには無かったけど魅力的だったのはショーエンヘリーの幼虫ですね
まさかKUWATAで見れるとは思いませんでした
一周して戻ったら売れてしまっていたのでやはり刺さる人には刺さる代物でしょう
個人的に気になったのは広西カワノイのWF1幼虫が売られていたことです
果たしてアレはそのまま販売しても良いものだろうかと……
度々このブログで書いていますが広西壮族自治区(広西省チワン族自治区)大瑶山にはカワノイとチュウゴクが混棲しているようです
標高で棲み分けている可能性もありますが輸入の段階で混ざらないとも限らないと思います
ある販売店舗ではメスの見分けは足に色がついていたらチュウゴクシカ、ついていなければカワノイシカとしているそうです
ただし、チュウゴクシカのメスにも足が黒い個体やカワノイシカも我が家に届いたように足に発色が見られる個体がいます(うちのがそもそもチュウゴクの可能性もあります)
更に言うと現地で混棲しているのであれば自然交雑の可能性もあります
そうなるとメス単体での判別はもう不可能に……
形状で確実に判別できるのであれば問題ありませんが、それができない場合に同定するには次世代を羽化させるしかありません
以前ヤフオクでもWF1の幼虫が販売されているのを見ましたがそれは本当に100%カワノイシカクワガタなのでしょうか?
と、私は思ってしまいました
責めたり不安を煽る意図はありませんが販売する側、そして購入する側も野外品の直子にはそういったリスクがあるという認識を持つとトラブルを未然に防ぐことができるのではと思います
基本的にどの種類もWF1はよっぽどの自身が無い限り幼虫での販売は控えるのが最善かなと考えてます
だいぶ脱線してしまいましたがKUWATA横浜冬でした
やはり実物を見れる機会があるのは良いですね
それでは今回はこの辺で!