トキのカブクワ飼育記録

タグ:オウゴンオニ

こんにちはトキです

今回はモセリオウゴンオニのお話


恐らく8月頃にローゼンベルグと同様にホビー倶楽部さんのカワラ菌糸2000(2Lブロー)で産卵セットを組みました

画像が残ってなかったため正確な日付がわからなくなってしまいましたが(笑)

ボトル側面からしっかり成長した幼虫が見えてきたので10月30日に割り出しを敢行


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5頭の2齢幼虫を得られました

この前に何故かボトルからこぼれ落ちた幼虫が1頭だけいたため合計6頭です

一応メスは生きていましたが力無く、これ以上産卵させるのは厳しそうだったので余生を穏やかに過ごしてもらいました

やはり1ヶ月以上何も食べずにいるのは相当体力を使うようですね

菌床産卵をさせても早い段階で割り出すか、材産卵にして卵割り出しでないと数を取るのは難しいなと思った今期のオウゴンオニでした



さてさて割り出した5頭はホビー倶楽部さんの既製カワラ菌糸ビン1400ccに投入

そこそこ食い上がったので12月29日に交換を行いました

以下掘り出した順です


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♂2♀3ですかね

14gがメスなのかが怪しいですがメスだったらそこそこのサイズになってくれそうなので期待

モセリで初めて20gを超えたので嬉しい……

しかし個人的注目は17gのオスで、頭幅が12.1mmありました

21gのオスより明らかに大きい頭幅だったのでポテンシャルは17gの方がありそうです

ここから暴れないで育ってくれれば良いのですが無理だろうなぁ……

21g以外は全て既に暴れの兆候があり、特にメスは大暴れで蛹化場所を探しているような気さえします



ここまでは2021年末に書きました

今現在、この子達は元気に蛹室を作って絶賛蛹化中です(泣)

17gオスは見事な短歯の蛹になりました

唯一の救いは21gのオスが暴れつつも食痕が出ていたのでそこまで体重は落ちて無さそうということ

9月くらいの孵化のはずなんですがあまりにも早すぎませんかね……

WF2の時ってこんなに早かったかなと驚きを隠せません

やはりモセリは2本目からは15℃くらいまで冷やさないと引っ張れないかも

冷やしたから暴れないとは限りませんが……


とりあえず21gのオスが長歯の蛹になってくれるのを祈るのみ

それでは今回はこの辺で〜


こんにちはトキです

今回は我が家の主戦力ローゼンベルグオウゴンオニクワガタのお話


2月27日に最大個体のオスが羽化しました

しかしながらトキ家では自力脱出させるのをモットーとしているので掘り出したい気持ちをグッと堪えて上がってくるのを待ちました

そして5月6日に遂に上がって来たのです!



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若干ピントが合っていませんが(汗)

サイズは65.4mm

最終体重は19gでした


1本目2020/06/24
2本目2020/08/11  14g  RUSHカワラ1400cc手詰め
3本目2020/10/15  19g  RUSHカワラ1400cc既成


最後に1400ccを選択したのは確実に間違いですね……
この体重でオスなら2本目の時点で2300ccでも良かったかも

最大の問題は如何に暴れを防ぐかだとは思いますが

親の69mmには手が届きませんでしたがローゼンらしいフォルムで羽化してきてくれて一先ず満足です



このオスと4月上旬に自力脱出してきたメスでペアリングを実施

4日ほど同居させてメイトガードも確認

6月23日に産卵セットを組みました

内容は以下の通り
容器:ダイソーメガフードコンテナ
産卵床:カワラ菌糸2000(ホビー倶楽部)
床材:針葉樹チップ
温度:23℃前後


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穴を空けてメスを突っ込んでやると2時間ほどでこの状態になりました

なかなかやる気のあるメスで助かりますね(笑)

一応レイシ材も用意していたのですが5月に購入していたこの菌糸ボトルの劣化が心配だったので先に使用しました



長らく出てこなかったため心配していたところ、8月上旬に入口で動かなくなっているメスを発見

やはり長期に渡って潜っていると体力を使い切ってしまうようです

しばし放置して8月14日に容器を空けるためボトルを取り出すと側面から幼虫が見えました


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無事に子孫を残してくれたようです

3頭は確認できているので累代できるくらいいると良いのですが……

一先ず命を賭してまで子孫を残してくれたメスに感謝です





さて、メスに関しては親である50mmとほぼ同サイズのメスが2月に自力脱出していました

本来であればこのメスとペアリングしたかったのですが、オスが全くの無反応かつメスもオスの符節を挟むなど全く上手くいきませんでした

前述のメスとはすんなりいった事からもオスの未成熟の可能性は無し

ローゼンで後食後4ヶ月は適齢期を過ぎてしまったということなのか……?

寿命の短い種類では無いので、自力脱出から3~4ヶ月であれば割りと問題無い気がしますが……

俗に言う雌雄の相性が悪い状態だったのかもしれないですね

真相は虫のみぞ知る……


それでは今回はこの辺で

こんばんはトキです

今回はモセリオウゴンオニの幼虫を菌糸瓶に投入&産卵セットを割り出したお話になります


まずは7月下旬に卵で割り出して発酵マットで管理していたプリンカップをひっくり返すと

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初齢幼虫2頭とご対面

5玉割り出しましたが孵化したのは2頭のみでした


1ヶ月も放置していたお陰でぼちぼち成長してますね

でもこのくらいなら菌糸に入れても問題ないかな

あまり小さいうちに菌糸に入れるとモセリは潜らないことがあったので……

残念なことに菌糸投入の画像を撮り忘れたので幼虫投入はここまで



ここからは割り出し編

8/17にレイシ材にてセットしたもの

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キノコが生え始めてます(笑)

セット翌日には穿孔したのでそこそこ期待

極力幼虫で割り出したいのでレイシ材ではなくカワラ材を使いたいのですがモセリはカワラだと反応が悪いんですよねぇ……

1回目のセットではカワラ材でも産んでくれたのですが2回目か3回目には3本くらいのカワラ材を使ってもダメだったのでレイシ材に切り替えました

ローゼンはカワラでも問題なく産んでくれてたのでモセリの方が材にうるさそうです


で、割り出してみると……


















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キ、キレイダナー……

見事なボウズでした(泣)

まぁなんとなくそんな気はしてましたが

この前のセットで穿孔したにも関わらず産んでなかったのでもう産まないかなとは思ってました


そしてメスはというと

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材の下でお亡くなりになられてました

うーん、やっぱりあまり体力が残ってなかったのかなぁ

去年の11月羽化だったと思うので後食から産卵しながら半年と考えれば不思議ではないですかね

同じような時期のローゼンメスもまだ生きてはいますがだいぶ動きも鈍くなってるのでオウゴンオニはだいたいこのくらいかな?


何はともあれ私の腕が無いばかりに5頭ほどで終わってしまいましたが次世代をしっかり育てて無事に羽化まで持っていきたいです!


ちなみにオス親はこんな感じ

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WF1で52mm

モセリはこの前胸のマットな感じが良いですよねぇ

小さめの親なので親越えを目指します!



それでは今回はこの辺で~

こんにちはトキです


今回はローゼンベルグオウゴンオニの菌糸交換をした話になります


一纏めに紹介してますが別日で交換してる個体もいます


まずは1頭目

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計りに毛が乗っていて気になりますね(笑)

そこは気にせず13g

管理しやすいようにNo.4と番号を付けている個体です

卵巣が見えたのでメスと判定

アロトプスは軒並み初飼育なので成長速度、最終体重の目安がわからないのでこの子が大きいのか小さいのかいまいち掴めません



お次はNo.5

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この子もNo.4とほぼ変わらず14g

卵巣が見えないのでオスと判定


そしてNo.6

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これはなかなか期待できるのでは……?

間違いなくオスでしょう!

この子は100均の1.1Lボトルに自分で詰めたところ、菌糸の劣化も遅く比較的交換を伸ばせたのが要因でしょうか

他の市販のボトルに詰めても同じような菌糸持ちを発揮出来ていないので100均ボトルと相性が良いのかたまたま水分量等がベストだったのか……

20g越えたら長歯のオスが見られるのではと期待を込めましたが現在絶賛暴れ中です(泣)

他2頭は暴れなく食べているところを見ると体重が乗ってからの環境の変化に敏感なようですね


ここまでは8/29に交換しています。


そしてこのNo.7が9/4交換

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2番目に大きい15g

卵巣が見えないのでオスと判定

800ccボトルに入れていたのですが食い上がって暴れ始めたので交換して1400ccへ

今のところは落ち着いている様に見えるのでじっくり体重を乗せて欲しいです。


我が家はエアコン25℃設定でだいたい22~23℃くらいなのでローゼンにはちょっと高いかも?

親越えしたいけどさすがに70mmを初飼育の1サイクルで出すのは無理かな……

とりあえず無事に羽化して欲しいです!


オス親はこんな感じ↓

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なかなか綺麗なフォルム

むし社さんで年末のセール時にWDペアを購入

メスはかなりヨレヨレな感じですが健在です

4回ほど産卵セットを組んでボウズ無しなくらい安定して産んでくれた良い子でした


それでは今回はこの辺で!

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