トキのカブクワ飼育記録

タグ:ミラビリス

こんにちはトキです

今回は山陽オオクワ倶楽部さんの福袋に入っていたミラビリスノコギリのお話

福袋の記事はこちら





2齢ペアということで我が家に来たミラビリス

本来であれば来て直ぐに別の容器に交換するべきだったのですが2齢だったということもあり暫く放置していました

2月19日にようやくマット交換を敢行


♂8g

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♀6g

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こんな感じの体重でした

オスは1400cc、メスは1000ccの容器にMDプロEXプレミアムを詰めたものに投入

10月孵化だったのでオスはあと1回交換が必要でメスは早めに蛹化するのであればこのままかなと考えていました



5月20日にオスの最後のマット交換行いました


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14gとぼちぼち順調に育っていたので一安心

ミラビリスは初飼育なのでこの体重でどのくらいのサイズになるかわかりませんでしたが、割りと華奢なノコギリなら見れるサイズで羽化してくれるんじゃないかなと

再び1400ccボトルにMDプロEXプレミアムを詰めて投入しました




6月には雌雄共に蛹室を作成したのでそっとしておくことに


そして7月も下旬に差し掛かる頃、どちらも蛹化したのを確認しました

8月中には羽化するだろうとウキウキで待ちます




8月中旬にオスの羽化を確認し、メスも遅れること数日で羽化したのを確認しました

基本的には自力脱出を待つのですがミラビリスは休眠が長いので放って置くと忘れそうなのとスペース&ボトル確保のために掘り出すことに

オスを掘り返していくと……


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おぉ、ノコギリらしくてなかなかカッコいいフォルム

色鮮やかで綺麗ですねぇ

個人的に頭の窪みがツボでした(笑)

68mmとなかなかのサイズ

ミラビリスはカワラが良いという意見もありますがマットでこのサイズが出てくるなら安全を考慮してマットで良いかもしれませんね



お次はメス


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・・・・・・ん?


な、なかなか立派な顎のメスですねぇ……

サイズは66mmです!




というわけでご覧の通りどちらもオスでした(笑)

1回目の交換のときに薄々気づいてはいたんですが見て見ぬふりをしてました

もうおわかりかと思いますが蛹化した時点でどちらも立派な顎が見えたので掘り返した次第です

まぁ当たり前なんですが2齢で判別したらそりゃ間違いますよね

だって3齢ですら間違うのですから


コレねぇ……

福袋のページにちゃんと雌雄判別間違ってても交換はできませんって記載されているんですよねぇ

よりによってオスに寄ったので高ーいメスを別途購入しなければ累代できない状況になりました

6月だか7月に山陽オオクワさんでメス単が販売されてましたがその時は2諭吉でした

いやぁ参った参った……

とりあえず山陽オオクワさんに同時期羽化のメスがいないか問い合わせてみます

交換は出来ないのは承知で購入したため、それはもうしょうがないのでせめて値引き交渉くらいはしてみようかなと

休眠ズレも考えると2♀欲しい気がしないでもないのでその辺りも伝えて色々模索したいです



というわけで福袋に入っていたミラビリスノコギリの羽化記事でした

ある意味残念な結果になってしまいましたがそこそこサイズのオスが出てきたことと思っていた以上に羽化直後は綺麗で見応えがあったので飼育できて良かったです

ウムハンギがそこそこWILDが入ってきている中でミラビリスは殆ど入ってきていないのでなんとかブリード出来ればなと思います

癖があると言われているアフリカンノコギリの産卵を傾向を掴みたいのでね

アフリカンノコギリといえばファベールの記事も書かないと、と思いつつ他の種類も記事待ちが沢山あるのでいつ書けるやら……


それでは今回はこの辺で〜




こんにちはトキです

毎年恒例(にしていくつもり)の山陽オオクワ倶楽部さんで購入した福袋の紹介

今回購入したのはクワガタ5万円福袋Aコースです

山陽さんの福袋を最初に購入したのは私だと思ってます

福袋の販売開始が22時でしたが注文確定メールが来たのが22時00分だったので(笑)




パカッと蓋を開けると……


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複数種類入っているこの感じワクワクしますね

中身がわかっているとはいえ実際の生体を目にしていないので楽しくなっちゃいます

特に全種類初飼育()なので成虫なんかは早く手に取りたくなりますね



同梱されていた証明書の順番に紹介していきます


1種類目


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ミラビリスノコギリクワガタ 2齢幼虫ペア
タンザニア産
CBF1
2021年10月孵化


2齡ペアまたは初齢3頭ということだったので前者だったようです

確実にペアになるというのはありがたいですが1頭でも落ちてしまえば累代が絶望的になるのは崖っぷち感ありますね

ネガティブなことを言うとミラビリスよりウムハンギの方が好きなのでどちらかと言えばウムハンギだともっと喜べたかなと

カブクワから離れる前、値段が爆上がりする前でしたが7000円くらいで売られているのを見て「色は綺麗だけど……」とスルーした記憶があります

とはいえウムハンギと違って今年も入荷は無かったため、今後より貴重になっていく可能性を考えると全然アリでしょうか

綺麗なクワガタというのは間違いないですしね




それでは2種類目


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ネパレンシスコクワガタ 成虫ペア
インド アルナーチャル  プラデーシュ州 西カメン産
♂68mm ♀43mm
♂CBF1 ♀F2
♂9/24羽化 ♀9/13羽化


最近値段が落ち着いてきたネパレンシスの成虫ペア

累代が浅く、雌雄別血統なのが嬉しいです

初めて成虫を手にしましたがツヤツヤで綺麗だしデッカイですねぇ

てっきりもっと小ぶりな生体が来るものと思ってたので嬉しいのと大きさに驚きました

ホームページに載っていた生体から選ばれているのだとすればその中で最大サイズだったので注文した順番が早い順に大きいサイズから入れてくれたのかも?とか思ったりしてます

じっくり休眠してもらって春にブリードしたいと思います




続いて3種類目


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ノズノコギリクワガタ 成虫ペア
フィリピン 南カマリネス産
F2(同血統)
♂27mm ♀17mm
♂♀共に4/20羽化


スパイダーの異名を持つノズノコギリですが本当に足が長いですね

オスが元気過ぎていつもの角度で撮ろうとしたらブレてしまいました(笑)

手に乗せて動き回る様子を見ていましたが本当に蜘蛛みたいで、アレ足6本しかない……?と8本無いことに一瞬疑問を抱くほどでした

活動開始した個体は良く動いてその動きも独特なので見ていて本当に飽きない魅力的なクワガタだと思います

産地について、ノズノコギリはイサログ山の固有種の様なので産地も実際はイサログ山なのでしょう

フィリピン ルソン島 南カマリネス イサログ山 が正しい産地の表記になるのかなと思います

うちでは購入元の記載に則ってフィリピン 南カマリネス産のままでいきますが……


元の販売ページには後食を始めたようですとの記載があったのでゼリーを入れて同居させたところ、後食も交尾も確認できました

即ブリで手に入るとはこれまたありがたいです

しかし半年以上寝るとはなかなか厄介ですね

次世代が取れたら休眠ズレには気をつけなければいけなさそうです

産卵セットは組んで投入していますがそれはまた個別のカテゴリーで記事を書こうと思います




さてさてトリを飾る4種類目


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ドンキエールコクワガタ原名亜種 2齢幼虫3頭
ミャンマー カチン産
CBF1
2021年10月孵化


所謂赤ドンキの幼虫3頭です

ネパレンシスと違って全然値段も下がってこないドンキエールコクワガタ

わざわざ始めるなら成虫かなと思っていましたが福袋に入るならば幼虫でも全然アリだと思ってこれ幸いと購入

来年の今頃には羽化して2023年春〜夏にかけてブリードできるようになると思うのでのんびり飼育していこうと思います

ちなみにネパレンシスと赤ドンキに関しての飼育アドバイスが書かれた紙も同梱されていました

こういった心遣いも嬉しいですね

冒頭の全種類初飼育()についてはこの赤ドンキだけちょっと事情があるのですがあまり良い話ではないのでそのうち機会があれば個別カテゴリーにでも書く予定です




以上が山陽オオクワ倶楽部福袋2022クワガタ5万円Aコースの内容です

個人的にかなり豪華な内容で全て初飼育の種類なので大満足です

ホームページの値段を参考にすると

ミラビリスノコギリ 24,200円
ネパレンシス    26,400円
ノズノコギリ    29,700円
赤ドンキ      29,700円
合計         110,000円

となりました

ブログを書きながら初めて計算しましたがちょっと引くくらいお得ですね(笑)

上記が税込みなので福袋の値段も税込みにすると55,000円なのですがぴったり2倍です

本当に素晴らしい内容の福袋でした


ちなみに巷で凄過ぎると言われていたプレミアムドルクスさんの福袋ですが、そこの5万円とほぼ内容は同じです

あちらはノズノコの代わりにババオウゴンオニだったようですが個人的にはノズノコの方が良いので山陽オオクワさんの福袋で正解でした



余談ですが福袋は販売開始の1週間ほど前からホームページには登録されていました

内容が徐々にアップデートされていって今の内容になっています

書いていいのかわかりませんが、今回の福袋には当初赤ドンキの成虫♀単品がありました

そこから赤ドンキが消えてフォルスターニシとアエネアの幼虫が入り(ミラビリスもこの時だったかも?)、最終的にその2種が消えて赤ドンキの幼虫になったという経緯があったりします

赤ドンキが消えたときはかなりがっかりしました(ニシは産地違いとはいえ既にいるため)が、幼虫として帰ってきてくれたのでこの福袋を絶対買う!と決め手になってくれました

他の金額のものも結構内容が変わったり、そもそも違う金額が途中で出来たりと見てて面白かったです

来年も期待したいですね!


山陽さんは結構お世話になってるつもりでしたが今年は用品ばっかりで生体を買ってないことに福袋を買うタイミングで気づきました

今年は中国便のWILDにばっかり目が行っていたのが原因

来年は普通の生体購入でもお世話になれればなと思います


それでは今回はこの辺で、良いお年を!
(今年中に書けて良かった(笑))


こんばんはトキです。

最近虫欲が復活してブログを再開しましたが虫欲があるということは避けては通れないアレがあるわけですよ



そう、増種です

興味が薄れていたので今年に入ってなーんにも買ってなかったのに関心が強くなった途端アレもコレも欲しくなる病気ですね

とはいえ今回は結構イレギュラーだったのですが

というのも昆虫ショップ虫どんさんで前々からベンクール産WDのとある種類にちょっと興味を持っていました

セールが始まって安くなっていたもののそれでも手は伸びなかったのですが、セール後半に入荷した種類がセンサーに引っ掛かってしまいそのまま吸い込まれるようにカートの中へ


完全に想定外でした

まぁ別に欲しくないわけでは無いので何も問題無いのですがね……



早速開封するとボトルの姿が


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小型種でもボトルに1頭ずつ分けて入れて貰えるのは嬉しいですね

短期間であれば食い破られる心配も皆無ですし




という訳で今回増やした生体を紹介



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ミラビリスヒラタクワガタ

初めて生体を見ましたが前胸と上翅のアンバランス感にグッと来ました(笑)

顎の形状もなかなか独特で面白いです


これがもともと悩んでいた種類です

こういうマイナーな種類好きなんですよねぇ

最近ではベンクール産はあまり入荷してないようなのでそれも相まって購入に踏み切りました

そうそう、ベンクールってスペル的にはブンクル呼びが正しいような気がしますがなんでベンクール呼び何でしょう?



お次はこちら


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ムナコブクワガタ

この斑模様と形状がなんとも言えないクワガタですね

ムナコブは以前飼育していたことがあってその時に幼虫が取れたかどうか忘れてしまいましたが久しぶりにリベンジしようかと



最後にこの種類


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マルガリータヒナカブト

こんな画像ですいません(汗)

届いた直後はメスが動いてなかったのでそっとしておいたのですが気がついたら動いてたので撮影ついでに事を済ませてもらいました

マルガリータは暫くいいかなと思ってたのですが思いの外安くなっていたのと画像でもわかる通り前胸のグリーンが程良く発色しているのが決め手でした

届いてみてわかりましたが46mmのオスってなかなかデカいですね

前回購入した個体も羽化させた個体も比較的小柄な方だったのでこんなに頭角が発達して立派になるのかと驚きました



以上3種が今回増種した生体になります


いきなり沢山増やしてしまった感はありますが小型種なので一先ずは大丈夫かなと

ムナコブはアレですがミラビリスヒラタとマルガリータはサイズも狙っていきたいと思います


それでは今回はこの辺で!

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